◆“過去に関係”認めたのは20人以上に
“統一教会”との関係を厳正に見直す方針を示した岸田政権。岸田首相は先週、内閣改造と自民党の役員人事を行いました。
教団との関係も焦点の1つでしたが、教団との関係をしっかり「点検」した結果、今回起用された中で、過去に教団となんらかの関係があったことを認めた議員が20人以上にのぼりました。
◆統一教会との関係 ある程度は想定内?
岸田首相はある程度、教団との関係が明らかになることは想定内だったとみられ、「自ら公表・説明し、今後見直しを誓えば不問にしよう」という方針なのです。
実際、内閣改造後の会見で、岸田首相は「(教団との)『関係見直し』を了承した者のみを任命した」と説明しています。
◆党としての調査、踏み込まない2つの理由
(1)調査漏れが発覚した場合の責任回避
(2)自民党を支援している他の宗教団体への影響
自民党が“統一教会”について調査を行うと、他の宗教団体との関係についても調査を求める声が上がり、今後、宗教団体による選挙支援を受けづらくなってしまうという懸念があります。
ある自民党関係者は「党による調査はパンドラの箱を開けてしまうことになる」と指摘しています。(引用終了)
12日から、旧統一教会は韓国で大規模な集会を行いました。同集会に出席した来賓については省略させていただきました。
高市経済安保相と河野消費者担当相についても省略させていただきましたので、詳細は動画をご覧ください~。
◎1954年5月、ソウルで「世界基督教統一神霊協会」を創設
◎1964年7月16日、日本で宗教法人の認可を受けた
中々、名称変更を認証されなかった旧統一教会ですが、第二次安倍政権が誕生し、下村氏が文科大臣に就任してから認証されました。
◆オウム真理教の歴史(概要)
◎1987年6月、宗教団体「オウム真理教」を設立
◎1989年11月4日、坂本弁護士一家殺害事件
◎1994年6月27日、松本サリン事件
◎1995年3月20日、地下鉄サリン事件
◎1996年1月、宗教法人としての法人格を失う
◎2000年2月、破産に伴い「オウム真理教」は消滅
有田氏が警察、警視庁幹部に行ったレクチャーは1996年秋と思われ、その目的は「オウムの次に統一を摘発するため」でした。
その10年後、警視庁幹部から「政治の力によって摘発できなくなった旨」の発言がありました。
1996年の10年後というと・・・2006年になります。
続きは次回に・・・
(参考)世界平和統一家庭連合(Wiki)、オウム真理教(wiki)
時の過ぎゆくままに(1975年 沢田研二)