皆さん、こんばんは。
今日は3月21日➡逆から読むと、123(ひふみ)ですね。
啓蟄の日の法事と「一二三の理」(2017/3/5)
また、3月21日は「弘法大師空海の御入定の日」となっており、久しぶりに『空海の言葉』を取り上げます。
先日思いついたのが、東京五輪開会式は7月23日、逆から読むと・・・3月27日になりますね~![]()
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◆迷いとは自分に迷っていること
ああ、自宝を知らず、
狂迷(きょうめい)を覚(かく)といえり。
愚にあらずして何ぞ。
【現代語訳】
ああ、迷える者は自らにある宝を発見できない。狂い迷っているにもかかわらず、その迷いを悟りだと思っている。これを愚かだといわずして何というのですか。(『秘蔵宝鑰』巻上)
迷っている人は、自分に迷っているのです。
自分の心を冷静に見据えることができず、自分のありのままの姿を知らないから迷うのです。
自分の姿を見ずに眼前の現象に心を奪われて、自分を離れ、心ここにあらず、さまよい出ていく。その結果、迷いを悟りと錯覚する。愚かとしかいいようがありません。
空海は、その理由を自らの心中にある宝物を見つけ出せないことにあるとしています。
【空海の言葉】天も地獄も心がつくっている(2019/7/14)
その発見の筋道が、空海がその主要な著書『十住心論』と『秘蔵宝鑰』で規定した、人間の心の発達の十段階です。
空海は、この「自宝」を、高位の菩薩もうかがい知ることのできない、最高の秘密であるとしています。
そして、その自宝とは、狭義では、真言の教えの実践者が智慧の目で根源的無知の暗闇を破り、真実の智を得てはじめて直観する荘厳な仏の智慧の世界(悟りの世界)である、と説明しています。
広義では、仏が迷い苦しむ者たちを救うために設けている様々な教えから、すべての現象を清浄と見る天台の教えや、すべての世界を無礙(むげ)と見る華厳の教えまでを含めた世界を指しています。(『日本人のこころの言葉・空海』)
(※無礙とは、対立・矛盾・障りのないこと)
『【第23回】22を超えてゆけプロジェクトと‟天に続く道”』(2020
/10/18)
なお、上記記事でご紹介しました知床にあります『天に続く道』が、昨日の朝日新聞サイトで紹介されています。観てね~![]()
太陽まで行けそう 年に2回の絶景 北海道・知床(3/20)







