・(左)菊池容斎『前賢故実』の聖徳太子像

・(中央)聖徳太子及び二王子像、別人説が有力

・(右)飛鳥寺の聖徳太子立像

聖徳太子とは誰のことかより拝借)

 

聖徳太子(敏達天皇3年1月1日(574年2月7日)~推古天皇30年2月22日(622年4月8日)は、用明天皇の第二皇子、母は欽明天皇の皇女・穴穂部間人皇女、厩戸皇子(厩戸王)といい、聖徳太子は諡号(死後に賜った名)です。聖徳太子の功績といいますと、冠位十二階、十七条憲法の制定、仏教普及に努めた点が挙げられます。

 

イエスから聖徳太子につながるシンクロニシティ(2016/1/12)

四天王寺01

※四天王寺(大阪市天王寺区)

 

日本各地には聖徳太子が仏教を広めるために建てたとされる寺院が数多くありますが、太子が関わっていない寺院もあると考えられています。その中で、法隆寺(斑鳩寺)と四天王寺は、聖徳太子が建立した寺院なのは確実だと言われています。

 

聖徳太子には謎が多く、今回は太子の‟生と死”『生の謎』についてお話させていただきます。ただし、歴史学者でも「謎が多い」と仰っておりますので推測の域を出ませんので悪しからず・・・えー

 

聖徳太子ゆかりの地を訪ねる旅(3)(2016/5/4)より

 

一説には「聖徳太子は実在しなかった」とも言われています。わたしとしてはそれはないとは思いますが、あちこちの神社仏閣に行かせていただいた中、「ここにも聖徳太子像があるの?」と驚いたことは一度や二度ではありません。また、不思議なことに空海像にも出会います。上図は四天王寺を訪れた際に撮影した空海像です。

 

ご存知のように、聖徳太子は推古天皇時に摂政をしていました。一度も天皇になっていない人物です。神武天皇ならいざ知らず、どうして、天皇でもない人物の像があちこちにあるのでしょうか?中央集権国家としての基礎を確立した人物とはいえ、破格の扱いです。中学時代から疑問に思っていた点はそこなのです。

 

受胎告知(レオナルド・ダ・ヴィンチ)

 

聖徳太子は、イエス・キリストと同じく馬小屋で生まれています。だから厩戸皇子(うまやどのおうじ)なのでしょう。

 

聖母マリアの懐妊にも伝説がありますが、聖徳太子の生母・穴穂部間人皇女は、「西方の救世観音菩薩が皇女の口から胎内に入り身籠もった」という似たような伝説があります。西方がミソですね。

 

3次元的にはあり得ない話ですが、聖徳太子が、風貌的にも、血統的にも、純日本人ではないということを後世に隠すために、このような伝説が創作された可能性があるように思います。背が高く、瞳の色が違ったという話がありますので、渡来人とのハーフだったのでしょう。

 

(参考) 聖徳太子(Wikipedia) 法隆寺(Wikipedia)

 

聖徳太子とシリウス信仰(妙見信仰)(2016/4/20)より

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もう一つの共通点は「シリウス」です。イエスがシリウスからの転生者という話がありますが、聖徳太子もほぼ間違いなくシリウスからの転生者だと思います。先ほどチャネで聞きましたら「そうだ!」と云われました。

 

気になることには意味がある(40)(2018/7/11)より

 

そして、前々記事で取り上げました「なすびと胡瓜」です。霊的存在があの世からこの世へやって来る時、馬がその象徴とされています。来るときは「速い馬で」、還るときは「ゆっくりと牛で」ということかしら?

 

 

ギリシャ神話に登場するペガサスは、天馬といいますね。神社にも神馬がおり、白馬が多いですね。

 

また、菅原道真公は「自分が死んだら牛車に遺骸をひかせ、牛が立ち止まったところに埋葬するように」と遺言していたので、牛車の止まったところに御遺骸を葬ったそうです。そして、人々はお墓の上にお社を建てました。これが現在の大宰府天満宮のはじまりと伝えられています。

 

(過去記事)

【謎】ムー大陸等が描かれた聖徳太子の地球儀(2016/4/22)

聖徳太子ゆかりの地を訪ねる旅(5)(2016/5/9)左矢印叡福寺

聖徳太子ゆかりの地を訪ねる旅(最終回)

 

聖徳太子の「未来記」(13)(2016/8/01)より

夢殿

太子の預言は夢のなかで神靈に会うことによって得られた、ということである。実はこの夢見による預言は、まさに『聖書』に登場する預言者たちとまったく同じパターンなのだ。(引用終了)

 

法隆寺の夢殿です。今年6月に高野山を下山した後に、法隆寺、中宮寺に行ってきました。観光客も少なく、ゆっくりと見学することができました。聖徳太子がイエスの生まれ変わりとまでは言わないにしても、同じシリウス転生者ですから、二人の通信先は出身星の‟シリウス本部”ではないでしょうか。星

 

救世観音菩薩立像(法隆寺・夢殿)

 

夢殿に祀られている救世観音菩薩立像は、太子の等身であると伝えられており、古代ギリシャの彫像、飛鳥時代の仏像に見られる「アルカイックスマイル」と云われる微笑をたたえております。

 

法隆寺の夢殿では「救世観音」を年に2回、以下の日程で、特別一般公開(御開帳)しています。お近くにお住いの方は、秋の一般公開に足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

【1回目の御開帳の日程】4月11日から5月18日

【2回目の御開帳の日程】10月22日から11月22日

 

下記の参考記事には、救世観音菩薩立像の全体像、逸話が紹介されています。是非、お読みください。ではでは~流れ星

 

(参考)

法隆寺(夢殿)・救世観音菩薩立像 【国宝】