アルハンブラ宮殿(スペイン)の噴水水盤
(ガイドG)
「この水盤の使い方だが、まずは、しっかりと座標軸の設定をするように。これは『図形のフォーメーション』とも呼ばれている配置である。この配置は実にシンプルだが、シンプルな構造の中に宇宙創造の原理が織り込まれているので、決して軽んじてはいけないよ。そして、水盤の中央の丸には、目には届かないゼロポイントの図形が描かれているのだ。さぁ、モードを切り替えて、中心のゼロポイントを見つけてみなさい~」
右斜め45度の位置にあるスイッチを切り替えて、再び水盤の中央を見ると、そこには球体のゼロポイントが浮かんで見えていた。(中略)
(ガイドG)
「さぁ、座標軸をきちんと設置することができれば、その中央にゼロポイントの立体バージョンが浮かび上がってくるだろう。君が夢で見た『宇宙の羅針盤』には、目には届かない『図形のフォーメーション』と、目には映らない『座標軸』が描かれていたのだ。いわば、羅針盤の上に、さらに二つの次元が重なり、三つの次元を同時に見ていたのだよ~」
【6と7の架け橋】宇宙図書館(1)(2018/3/26)より
水盤の底に描かれた『図形のフォーメーション』は、以前、宇宙図書館の他のエリアで教えてもらったことがある配置であり、馴染み深いものだった。
そして、円に縦軸と横軸を描き、座標軸を設定するということも、この宇宙図書館の中では今までも何度も出てきたモチーフだ。いつも見慣れている配置だが、その二つを多次元的に組み合わせると、このような細かな波動になるとは今まで思いつきもしなかった。
(ガイドG)
「水盤の使い方について、早く知りたいと思うだろうが、その前に『図形のフォーメーション』の正しい使い方について補足しておこう。このフォーメーションの使い方がわからなければ、水盤は単なる水盤にすぎないのだ。さあ、よく見ておきなさい~」
今は使われていない古代の言葉のようなものを発しながら、Gは水盤の中心に向かって何かを投げ込んでゆく。水面に舞い落ちたものは、青い貝殻と、クリーム色の小さな花と、白い羽根のようだった。
貝殻はスーッと真っすぐに流れ、水盤の外枠にまで到達した。羽根は水面を滑るように進み、小さな花はクルクル回転するだけで、ほとんど前には進んでいなかった。Gはいったい、何をしようとしているのだろうか?(次回へつづく)
以上、「宇宙の羅針盤(下)」より転載しました。



