第1の式の意味は、「9」とは3次元の目に見える完成数であり、「13」とは目には見えない世界の完成数をあらわしていて、この二つをあわせ「22」を超えてゆくという

 

しかし、第1の式で問題なのは、人類の集合意識である「22」を超えてゆくには、目に見える世界の完成を迎えた「9」と、目には見えない世界の力も借りなければならない。それに、「9」というのは終了のコードでもあるので、この世界で生きたまま、「9の世界」にとどまることは実のところ難しいのだ

 

 

第3の式の意味は、「11」とは「火と水」を統合した数で、「11」という数字になった二人が、左右の力を同等にすることをあらわしているという。

 

「11」という数字について言えば、「11」は不安定な状態で、よくよく「11」を観察してみると、「10か12」に変化したがる性質があることがわかる。折角、「11」という数字を持った人が二人集まったとしても、大抵はどちらかが「10」、どちらかが「12」になっていまい、上下関係を築くことになり、そこには不均衡が生まれる。

 

結局のところ「13」というコードを使えない限り、これらの式は使い物にならないだろう。しかし、もっとも厄介なのは、「Z=1/137」という数式である。

 

夢と現実との誤差をあらわす数値とも、太陽の国への扉を開ける鍵とも言われているが、そもそも「Z」が何をあらわしているのか?

 

 

・AからZ、最終という意味のZなのか

・X軸Y軸の他に、Z軸を設定するということなのか

・ゼロポイント(Zero Point)のZなのか

・Nの90度回転としてのZなのか

・グーグーと居眠りしている(zzz・・・)のZなのか

 

(アヌビス)

「この数式の解答が正式に受理されると、あなたは宇宙図書館のエリア#13でも、どの領域にも自由にアクセスできるようになり、他の銀河も含めた広範囲検索をガイドの手を借りずに自由に行えるようになるでしょう」

 

(マヤ)「それ本当なの?」

 

(アヌビス)

「ええ。この宇宙には、宇宙の創造をあらわす数式があって、その式を真の意味で理解した時、宇宙の創造に参加することができるのです。その数式を解くために、人は何度も転生を繰り返し、3次元の世界にやってくると言っても過言ではありません。

 

 

ある時は農民になり、ある時は漁師になり、ある時は哲学者に、ある時は天文学者になって。この数式の意味を探し求めるのです」

 

※↓ここが重要です!グッ

アヌビスの説明によると、人はみな、この数式を解くために何度も生まれ変わり、この意味を解くことができれば、宇宙の創造に参加できるらしい。生きているうちに、この数式を解くために、人は何度も何度も転生を繰り返していると言う。

 

(マヤ)「この数式はいつまでに解けばいいのですか?」

 

(アヌビス)

「そうですね。銀河時間でいうと、この宇宙が存在するまで。地球時間でいうと、ほぼ無制限です。なぜなら、この数式は1回の人生で解けるようなものではありませんから、急ぐ必要はありませんが、時間というものは実体がなく、あるように見えて、無く。無いように見えて、あるものです。」

 

以上、「宇宙の羅針盤(上)」から一部転載しました。

 

以前、「肉体の死ばかりにこだわっていては、魂の本質がわからなくなる」「神様からすれば、1歳で死のうが、100歳まで生きようがどうでもいいことなのです~」と述べたはずですが、本書の第2章を読んで「目からウロコ」となりました。次回へ続きます。おばけ

 

秋桜(昭和52年 山口百恵)