今晩１０時放送の「ロスト北斎」、幻の巨大絵とは？（2016/11/23）より
「須佐之男命厄神退治之図」（すさのおのみことやくじんたいじのず）。北斎が最晩年に描いた幅３メートル近くある巨大な極彩色作品だったが、関東大震災で焼失した。
残されているのは一枚の白黒写真。最先端のデジタル技術と、伝統的な修復技術によって、華やかな色彩の絵を、原寸大で復元していくという画期的なプロジェクト。（引用終了）
２０１６年１１月の記事でご紹介しました「須佐之男命厄神退治之図」です。いつか実物を見てみたいと思っていましたので、今回の東京生活で最初に訪れたのが、この白黒写真が保存されている牛嶋神社（墨田区向島）でした。
向島？まだ捕まらない逃走中の平尾龍麿受刑者は瀬戸内海の向島ですよね？あれれ・・・今気が付きました。須佐之男命が匿ってるの？（笑）
冗談はさておき、「東京にて（1）」の冒頭でご紹介しましたスカイツリーを撮影した浅草駅で下車し、牛嶋神社に向かいました。その後、京成電鉄を利用して葛飾柴又に行ってきました。
葛飾柴又は後日ご紹介しますが、１４日午後、「すみだ北斎美術館」を友人と訪れて、最新デジタル技術で復元されたカラーの「須佐之男命厄神退治之図」を撮影してきました。
Instagramに写っておりますアサヒビールのオブジェあたりにマウスを持ってきますと「＞」が出ます。スカイツリーの写真の他に牛嶋神社関連の写真４枚が見れます。
葛飾北斎の浮世絵で世界的に有名なのが上図の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」ですね。ダイナミックな大波
と富士山
の構図が印象的です。わたしが最も好きな作品です。
美術館の１階に売店があるのですが、この浮世絵の化粧缶入りのクッキーの詰め合わせがありました。
わたしが、「この浮世絵が好きなんですよね～」と呟きましたら、同行した友人が「東京土産に・・・」とプレゼントしてくださいました。この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。
友人とは３年前に訪れた岡山県のサムハラ神社奥の院以来の再会になります。夕食までご一緒しましたが、目に見えない世界の話を存分に出来る方とのひと時は楽しいものですね～。ではでは～