廃品回収中爆発 2人死亡30人余けが 中国 浙江省(11/26)

中国のメディアによりますと、現地時間の26日午前9時前、中国東部の浙江省寧波の、廃品を回収する作業が行われていた空き地で、爆発がありました。この爆発で、2人が死亡、30人余りが病院に運ばれたということです。


 


中国のメディアは、がれきや段ボールが散乱し、止めてあった車が大きく壊れている様子や煙が上空高く立ち上っている様子を映像や写真で伝えています。この爆発の影響で、周辺の建物が崩れたり、窓ガラスが割れたりするなどの被害も出ているということです。(引用終了)

 

 

(関連) 中国・浙江省で大爆発2人死亡、けが人多数(11/26)

中国の住宅街で爆発、2人死亡 死傷者30人以上か(11/26)

 

エジプトのモスク襲撃 死者300人超に(11/26)

エジプト東部のシナイ半島で、イスラム教の礼拝所・モスクが襲撃されたテロは、死者数が300人を超えた。一方で、事件は過激派組織「イスラム国」の傘下の組織によるテロの可能性が強まっている。

 

 



この事件は、シナイ半島のアリーシュ近郊で24日、武装集団が集団礼拝中のモスクを襲撃したもの。国営メディアによると、検察当局は25日、死者数が305人にのぼると発表した。

 



一方、武装集団は25人から30人で、「イスラム国」の旗を掲げていたということで、シナイ半島を拠点とする「イスラム国」傘下の組織による犯行の可能性が強まっている。(引用終了)

 


中国浙江省で大規模な爆発がありました。現時点では原因は分かっていません。住宅街ということで建物と車の損壊がひどく、2人死亡、ケガ人多数ということです。

 

昨日は、エジプト東部のモスクでイスラム国配下によるテロ行為とみられる爆発があり、死亡者はなんと300人超となっています。今年になってからのテロ犠牲者としては最大ではないでしょうか?

 

スクリーンショットにありますように、シナイ半島といえば、「シナイ山」「モーセ」・・・旧約聖書です。モーセはシナイ山で、燃える柴の木から神の啓示を受けます。

 

この木

 

「エジプトに帰り、イスラエルの民を救え。そして、約束の地カナンに連れて行くように」

 

モーゼが眠る街(2)(2016/6/6)より

エクソダス02

 

苦境に立たされている40万にも及ぶヘブライの人々を救わねばならないというモーゼの信念があった。そして、彼らのための新天地「約束の地」を探し求めることに。過酷な旅を続ける一方で、彼はエジプトを相手にした戦いを余儀なくされていく。

 

第一は、血の災い。エジプトの水が全て血に染まり生き物の死骸が浮かぶ。
第二は、かえるの災い。無数のカエルが出てきて大地を覆う。
第三は、ぶよの災い。無数のブヨがエジプト中を飛びまわる。
第四は、あぶの災い。無数のアブに大地を覆い尽くされる。
第五は、疫病の災い。家畜は疫病となり死ぬ前に血を吐き撒き散らす。
第六は、はれ物の災い。住民に吹き出物、おでき、発疹などの皮膚病が発生。
第七は、雹(ひょう)の災い。大きく強烈な雹がエジプトを襲い建物が壊滅。
第八は、いなごの災い。イナゴが大量発生し、穀物を食い尽くす。

 

エクソダス03

 

モーセは次に起こる災いを告げられ、ユダヤ人たちに指示する。子羊を殺し血を玄関戸に塗るようにと。そしてその夜エジプトが暗闇に覆われた。

 

第九は、暗闇の災い。
第十は、最後の災い。子羊の血を塗っていないエジプト人の家の初子が無差別に殺害されていく。ラムセスの長男もその一人だった。

 

最後の災いである「エジプトの初子がすべて死ぬ」という災いが起きたことで、ラムセスは40万人のユダヤ人をエジプトから脱出させることを認めた。(引用終了)

 

これが「過越の祭(すぎこしのまつり)」の起源となりました。

 

(参考) 過越(Wikipedia)より

 


 

日本の習慣である寝ないで年を越す「年越し」、7日間の「お正月」、神社の「赤い鳥居」は、過越の祭がルーツとも言われています。その年越しが約1ヶ月後です。
 

シナイ半島で、今年最大の犠牲者を出したテロが行われたということは、「IS崩壊というけれど・・中東はこれからが本番」でも述べましたように、世界中に散らばっているイスラム国配下の連中が更に過激に動き出すということでもあります。

 

年末年始を利用して海外に行かれる方も多いでしょうが、危険度からいいますと、世界情勢は数年前とは格段の差があります。「お気をつけて~」と云いたいところですが、いつ何処で起きるか見当もつかないのがテロです。田舎町でお雑煮とミカンでのんびりしてようっと・・・鏡餅おせちオレンジ