ベトナムで大雨被害相次ぐ 死者と不明70人超(10/12)

ベトナムでは、今月9日から北部や中部を中心に降り続いた大雨で、降り始めからの雨量が多いところで600ミリに達し、各地で洪水や土砂崩れが相次ぎました。



 

現地からの映像では、増水した川で警察などがロープを使いながら救助活動をする様子や、多くの住宅が水につかり、住民がボートで避難する様子が確認できます。

 



災害当局によりますと、これまでに北部のホアビン省などで37人が死亡し、40人の行方がわからなくなっているということです。また、多くの住宅が浸水の被害を受け、1万5000世帯が避難を余儀なくされるなど、被害が広がっています。

 



政府は、軍の兵士などおよそ1万人を派遣し、救助活動や被災者の支援にあたっているほか、北部のニンビン省では河川が増水し、氾濫するおそれが高まっていることから、地元の政府が住民およそ20万人の避難の準備を始めたということです。(引用終了)

 

米カリフォルニア 山火事の勢い衰えず 死者29人に(10/13)

 

アメリカのカリフォルニア州北部で8日発生した山火事は、ワインの産地として知られるソノマ郡やナパ郡などを中心に燃え広がっていて、カリフォルニア州当局によりますと、焼失面積はおよそ7万7000ヘクタールに拡大しています。

 

 



この火事で、これまでに29人の死亡が確認されたほか、住宅や商店など3500棟が焼けて2万人以上が避難を続けています。現地のメディアは、カリフォルニア州として最悪の山火事になったと伝えています。

 



カリフォルニア州全域と近隣の州から合わせて8000人の消防隊員が動員され、消火作業を続けていますが、山火事の発生から4日たっても火の勢いは衰えていないということです。(引用終了)

 

新燃岳 噴火に伴う「鳴動」を研究者が録音(10/12)

 

「鳴動」を録音したのは、九州大学地震火山観測研究センターの松島健准教授で、12日午前8時前、新燃岳の火口から2.8キロ離れた場所で撮影した動画に録音されていました。動画は7秒間で、黒っぽい噴煙が勢いよく立ち上る様子を撮影した際に、ジェット機のエンジン音に似た「ゴー」という音が鳴り続けています。(引用終了)