熊野本宮大社大鳥居(9/5撮影)

熊野本宮大社はかつて、熊野川・音無川・岩田川の合流点にある「大斎原(おおゆのはら)」と呼ばれる中洲にありました。当時、約1万1千坪の境内に五棟十二社の社殿、楼門、神楽殿や能舞台など、現在の数倍の規模だったそうです。

 

 

ところが明治22年(1889年)の8月に起こった大水害本宮大社の社殿を呑み込み、社殿の多くが流出したため、水害を免れた4社を現在の熊野本宮大社がある場所に遷座しました。大斎原は、現在の熊野本宮大社から500mほど離れています。熊野本宮大社から道路を隔てて、大鳥居(高さ約34m、幅約42m)が見えます。その背後のこんもりとした森が大斎原です。(熊野本宮観光協会HPより)

 

いよいよ、今回の旅も佳境に入ってきました。冒頭でご紹介しました「熊野本宮大社大鳥居」は、朝食を断って早朝に出発したため熊野本宮近くで遅めの朝食を摂るために立ち寄った飲食店駐車場近くで撮影しました。コーナンホーム本宮店駐車場です。

 

熊野三山のひとつである「熊野本宮大社」は10年ほど前に和歌山県を訪れた際に唯一参拝しており、今回は時間的な問題でパスしておりますが、大鳥居を撮影し、遠くから参拝できました。ウインク

 

玉置神社参拝が終わった一行は、遅めのランチを取ることにし、朝の待ち合わせ場所だった「道の駅・奥熊野古道ほんぐう」の中でと決めました。車は私ども夫婦組と和歌山組の2台で、和歌山組が先導車です。

 

 

ところが、和歌山組の先導車は、道の駅駐車場ではなく、熊野本宮大社横の駐車場に入って行くのです。「あら?間違ったのかしら?」と思い尋ねましたら、「途中でここのレストランにしようと思ったからです~」とのことでした。それが3つ目の奇跡でした!!

 

 

ややしばらくすると、駐車場に「山伏ご一行様」の貸切バス2台が入ってきました。道産子からすれば、TVで観ることはあっても実際に目にすることはありません。そして、役行者の「母公堂」、役行者所縁の玉置神社「玉石社」に続いて、山伏ご一行様です。びっくり

 

熊野本宮で何か御神事があったのだと思います。普段はサラリーマン、OL、主婦の方なのでしょう。トイレでも一緒になりましたが、ビックリです!びっくり 主人が動画を撮りましたのでご覧ください。

 

 

この後、速玉大社参拝をして、宿泊地の那智勝浦温泉に行くのですが、主人のインスタのコメントにありますように、数あるホテルの中で、山伏ご一行様と同じホテルだったのです。

 

普段、多少のことでは驚かない主人も、「オイ、本当にお前さんの後ろに役行者が憑いたんじゃないのか?これは偶然とは思えないレベルだわ~」

 

南紀勝浦温泉・かつうら御苑HPより

 

夕食のバイキング会場でも隣席になり、あちらは不思議にも何も思っていませんが、わたしからすれば、「これは一体何なんだろう?」と疑問が湧いてくるばかりです。うーん

 

ホテルの露天風呂は「滝見乃湯」と言いまして、遠くに那智の滝、那智山がかすかに見えます。翌日、那智大社参拝を予定しておりましたので、何度もその方角を眺めておりました。

 

その事を含め、役行者つながりのシンクロニシティの意味が釧路に帰ってきてから判明することになります。口笛