今回はちょっと皮肉を込めた内容になっています。とうとう辞職することになった橋本健神戸市議です。今井絵理子議員との不倫疑惑には興味はないのですが、政務活動費の不正に関してはいただけません。前川清さんが歌う「そして神戸」とコラボします。ショボーン

 

神戸 橋本市議が辞職の意向 政務活動費の不正疑惑受け

 

自民党の参議院議員、今井絵理子氏との交際を報じられた神戸市議会議員の橋本健氏が、印刷業者に架空発注をして政務活動費を不正に受け取ったという疑惑を受け、議員を辞職する意向を関係者に伝えたことがわかりました。

 

 

 

橋本氏は、自民党の参議院議員、今井絵理子氏との交際を報じられたのに続いて、今月23日の「週刊新潮」で神戸市の印刷業者に架空発注をして平成26年度までの5年間に合わせて720万円余りの政務活動費を不正に受け取った疑いがあると報じられました。

 

 



自民党関係者によりますと、疑惑を報じられたことを受けて、橋本氏は、28日午前0時すぎ、関係者に対し、「大変迷惑をかけ申し訳ない。あさってに市議会が始まる前に自発的に辞職したい」などと述べて、議員を辞職する意向を伝えてきたということです。

 

 



政務活動費をめぐる疑惑について、橋本氏は当初、「架空発注はない」と否定していました。しかし、その後、印刷業者が、橋本氏から頼まれて架空の領収書を発行していたというコメントを出したのを受けて、橋本氏は「精査する時間をいただきたい」としていました。(以上NHKニュースより転載終了)

 

そして神戸(昭和47年  内山田洋とクールファイブ)

 

2014年夏には、号泣会見で海外にも配信された「兵庫県議の野々村竜太郎元議員」がおりましたね。橋本健氏は神戸市議です。29日には辞職するようなので元市議になりますが・・・。

 

政務活動費から不正に受け取った「720万円」は返金する意向だそうですが、返金すれば済むという話ではありません。万引きでも窃盗でもそうですが、返せば刑事訴追から免れるということはありません。籠池夫妻もそうです。巨悪は裏におりますが・・・。

 

先ほどの報ステでは、橋本市議だけではなく、他議員でも同様の不正をしているそうじゃないですか。富山県議会が思い出されます。

 

国宝 阿修羅像(奈良・興福寺)

 

≪仏作って魂入れず≫(故事ことわざ辞典)

いちばん肝心なものが抜け落ちていることのたとえ。仏像を作っても、作った者が魂を入れなければ、単なる木や石と同じであることから。転じて、物事は仕上げが最も重要であり、それが欠けたときは作った努力もむだになるということ。(引用終了)

 

以前から述べていますが、日本の民主主義というのは形だけです。似非民主主義と言ってもいいです。国政・地方選挙の投票率をみてください。いくら投票に行くように促しても、海外のように80%以上などにはなりません。

 

みなさん、お任せなのでしょうね。そんな状態ですから、議員さんたちが「シメシメ・・・」と思って不正をするのです。これは、古今東西変わらぬ人間心理なんですよ。

 

議員さんたちが最も恐れるのは、「有権者の厳しい目」です。彼らを断罪するのもいいですが、民主主義のプレイヤーは国民ひとりひとりです。相撲でも、柔道でも、レスリングでも、両者が真剣に勝負に挑まなければ、八百長試合と思われますよ。

 

空を飛ぶことを捨てたペンギンと翡翠(カワセミ)(2016/9/25)より

ペンギン04

 

長い間平和で、食べることに困ることが無いと・・・大事なことを捨てても平気になるのでしょうか。空を飛ぶことを捨てたペンギンのように・・・??