欧州南部で「悪魔」の熱波が猛威、伊ナポリで体感気温55度(8/7 AFP)

 

欧州南部は週末、広域で熱波による記録的な暑さに見舞われた。8月に入ってイタリアとルーマニアで少なくとも5人が異常気象の影響で死亡したほか、イタリアでは6日、暴風雨のためさらに3人が死亡。農作物への被害も広がっている。

 

 

例年にない高気温は、スペイン、ポルトガルから南仏、バルカン諸国、ハンガリーまで広い地域で過去最高を更新し、各地で40度超えの日が続いている。干ばつも深刻化している。7月にも熱波の襲来で山火事が発生し60人が犠牲となったポルトガルでは、今も影響が続く。

 

 

 

イタリアでは、今回の熱波に「ルチーフェロLucifero)」の異名が付けられた。聖書に由来する、地獄の業火で焼かれたとされる堕天使・悪魔の名だ。病院に搬送される患者数は例年より15~20%増加。ナポリのあるカンパニア州では4日、湿度なども相まって体感気温が推定55度という猛烈な暑さとなった。(引用終了)

 

米南部で竜巻が商業施設を直撃 30人けが(8/7)

 

オクラホマ州のタルサで、6日午前1時すぎ、竜巻が市街地の商業施設などを直撃し、深夜営業していたレストランにいた客などおよそ30人がけがをしました。


 

現地からの映像では、建物の屋根などが吹き飛んで路上にがれきが散乱している様子やビルの窓がいくつも割れている様子などが確認できます。

 


 

現地のメディアは、この影響で一時およそ1万戸以上が停電したほか、竜巻が急速に発達し住民に避難を呼びかけるサイレンが稼働しなかった地域もあったなどと伝えています。(引用終了)

 

ミサイル攻撃に備える日本(BBCジャパン)