終演直後に爆音、観客パニック 英爆発、床にボルト散乱(5/23)

 

 

「バーン」。約2万人が集まった会場でコンサートが終了した22日午後10時半(日本時間23日午前6時半)過ぎ、会場内に大きな爆発音が響いた。観客らは悲鳴を上げながら逃げ惑い、出口に殺到した。観客の多くはグランデさんのファンの10代、20代の若者で、会場内はパニック状態になった。

 

 

警察当局によると、爆発が起きたのは、会場の外側にあるロビー付近。コンサート後に記念のTシャツやグッズなどを買う人や会場から出ようとする人らが集まっていたという。ロイター通信は米当局者の見方として、自爆テロの可能性を伝えた。

 

目撃者情報によると、床には、ボルトやナットが散乱し、けが人らが倒れていたという。殺傷能力を高めるためのものだった可能性がある。会場には救急車が次々に到着し、一部のけが人はその場で手当てを受けた。(引用終了)

 

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昼のシャンゼリゼ、ルイ・ヴィトンに強盗 男が発砲(5/22)

 

パリ・シャンゼリゼ通りにある高級ブランド「ルイ・ヴィトン」のブティックで22日昼、強盗事件が起きた。仏紙パリジャンによると、男が1人で押し入り、陳列されていたカバンを盗んだうえ、発砲して逃走したという。店内にいた客らにけがはなかった。

 

シャンゼリゼ通りにある同店舗は、ルイ・ヴィトンの旗艦店のひとつで、日本人も含めて海外からの顧客も多い有名店。(引用終了)

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英ロンドンの国会議事堂付近で3月22日発生した襲撃事件では、4人が死亡、約40人が負傷しましたが、今度は米人気歌手アリアナ・グランデさんのコンサート会場で爆発が起き、19人死亡、多数のケガ人を出す事件が発生しました。

 

テロ事件とみられています。マンチェスターというと、1960年代後半に大ヒットした「マンチェスターとリバプール」を思い出してしまいます。

 

また、22日昼にはパリのシャンゼリゼ通りにある「ルイ・ヴィトン」で強盗事件が発生し、犯人は発砲して逃走しています。三つの事件とも22日に発生しています

 

今回のルイ・ヴィトンでの強盗事件はフランスですが、英国では先月だけでも2度も起きています。 (参考) BBCニュース

 

欧州だけとは限りませんが、若者たちの失業率が高く、格差社会が広がり、世界中で治安の悪化が進んでいるということです。イスラム国云々とは限らないと思います。海外旅行の予定がある方は、十分にお気をつけください。

 

「マンチェスターとリバプール」(ピンキーとフェラス)