9歳、宇宙のしくみを語る
     哲学者のような男の子(日本語字幕あり)

前記事で20日に見たMさんの夢をご紹介しました。2015年12月に「宇宙船 天空に満つる日シリーズ」は終了しましたが、Mさんの夢にとても合致しています。新しい読者の方は読んだことがないと思いますので、参考になればと思い再掲いたします。

≪唯一、避けるべきものは・・≫

しかし、ここで気をつけなければならないことが一つある。「自我の心」すなわち自我欲である。自我の心は、きわめて低いバイブレーションの心である。この低い波動に引かれて、古い世に執着する人々の想念や霊界の低級霊が集まって来る。

「悪の力」の頭であったオリオン、ルシファーはすでに目覚め、本来の姿に戻った。

しかし、まだまだこの世界には、その影響を受けた人々や低い霊(霊界人)の存在は残っており、すきあらばタカリ、人々を苦しめようと狙っている。(管理人:昨今の事件は明らかにそうですね~)

自我欲は、これらの人々や霊と同じ波長なので、彼らはどんどんと呼び寄せ・・・本人も知らないうちに、いつの間にか全く違うことを語る様になってしまう。

これらの低い波動の存在に取り巻かれてしまった人は、日常生活の常識からかけ離れた「異なること」を語り、その言葉や言動からは、強制的、命令的なものが感じられるようになってくる。

「我は救世主である」「私についてくれば救われる」「○月○日どこそこで大地震が起きる」

このような言葉は、みな自我の心、低級霊に取り巻かれてしまった心から発せられるものであり、いたずらに世の混乱を大きくするだけである。

宇宙の仕組み02

真実は、日常の確かな生活の中に、一人一人の心に直接に感じられるものであり、何々をすれば、誰についていけば救われるという消極的、あなた任せのものではない。私たちが、自分の自由意志で、積極的に、地球と人類の未来に参加し築いてゆくものなのだ。

私たちが、自我欲のない、きれいな心で、自分の感じるままに新しい世を語り、表現し、行動していけば、人類意識は、加速度的に変化し、そのバイブレーションを高めてゆくだろう。

宇宙では、もうすでに地球全体を覆い尽くすほどの円盤・宇宙船が待機し、宇宙の友人たちが我々人類に、目覚めの波動を送り続けている。

人類意識のバイブレーションが高まれば高まるほど、多くの人々の眼が開き、この宇宙からの呼びかけを感じとる人も急速に増えてくるだろう。

そして、その全体をじっとご覧になっている宇宙創造神が、その御心で「よし!」とされた時・・地球と人類は、「その日、その時」すなわち「宇宙船天空に満つる日」を迎えるのである。(本編終了)

宇宙の仕組み01

≪あとがき≫

私たちは、時間と空間に縛られた世界に住んでいるが、天には「時間」というものは存在しない。では、天に存するものは何か・・・それは「本質」である。

本書には天の神様の行われる「儀式」が度々出てくる。「○月○日にどこどこの地にて行われた」と記述してあるので、何か宇宙から、日付と場所が知らされているように理解されるかもしれない。

だが、ただの一度も、宇宙からそのような具体的な情報をお聞きしたことはない。天は、ただ、その儀式のみを語られる。受け取った人が、自由意志にて真の意味を悟る。天から儀式の本質を受け取った地のその役目の者は、自らの判断で、場所と日時を決める。

現在、私たちは、大きな変化の時に生きている。「地球と人類の生まれ変わりの時」である。生まれ変わり」とは、まず、心の本質の世界から始まる。

その本質を明らかにするにはまず、全ての人が、自分自身の心と向き合い、「光と闇」の問題を、自分自身の心の問題として、きちんと解決することが必要となるからである。

宇宙の仕組み03

本書では、「悪の問題」をかなりのページをさいて扱われている。これまで、人類は、心の中の「悪」と、どのように立ち向かってきたのだろうか? 自分自身の心の中で、その問題をきちんと解決しようとせず、「悪」の問題を、他に対してぶつけ、「悪をになう存在」をつくってきたのではないだろうか?

「全人類は救われる」・・これはどういうことであろうか?そもそも、「救い」というものの本質は、なんだろうか?救いとは・・・単に、「肉体が救われる」ということではないのだ。なぜなら、人は、いつか必ず、死ぬものだからである。

だから、大変動の時に肉体が救われたとしても、その人がそれで、「永遠の生命」を手に入れたということにはならない。「肉体を脱ぐ時」は、必ずやってくるのだ。

・・とすれば、むしろ大切なのは、「生」の意味、「死」の意味ではないだろうか。生の意味、死の意味がわかり、・・・そして「再生」の意味を知る。何度も繰り返すが、大切なのは「本質」であって、皮相な表現の部分ではないのである。

「宇宙船天空に満つる日」、この日は必ず訪れる。

その時、地球上の全ての人々は、自分たちが孤独でなかったことを知る。

※ このシリーズはこれにて終了いたします。ありがとうございました。m(__)m