サウジ国王「国営石油会社の株購入を」安倍首相と会談(3/13)
サウジ01

ビジョンは、サウジ国内に経済特区を設けるなどし、日本企業の進出を促す。先行事業として、ビザ発給手数料の減額や、製造業のサプライチェーン(部品供給網)構築、海水淡水化など31件を盛り込んだ。(引用終了)

天皇陛下 サウジ国王を昼食に招き親交深める(3/14)
サウジ02

(関連)
サウジってこんな国 2聖地を擁するスンニ派アラブの「盟主」王室では現国王一族が優位

中東地図

下記の記事が出たので、サウジ国王来日を取り上げますが、個人的には今回の来日は歓迎していません。「爆買い」「高級タクシーと高級ホテル」「エスカレーター式タラップ」・・・そんなことに目を奪われてはいけません。経済協力云々というニンジンをぶら下げられてニヤニヤ・・・全くノー天気すぎます。

サウジ国王来日のリスクは大きいのです。現在イエメンは内戦状態なのですが、そこにサウジ主導の有志国連合が2015年3月に空爆を含む軍事介入開始し、激しい戦闘が行われています

実は、イエメンにはアルカイダ系テロ組織がおりまして、サウジ国王来日によって日本がテロ組織の標的にされる危険性があると言われているのです。

(過去記事)パリで同時多発テロ、非常事態を宣言(2015/11/14)
7・14「フランス革命記念日」にすべてが動きだす?!(2016/7/15)

フランスで起きました数々のテロですが、サウジ国王がフランスでバカンスを楽しんだのが2015年夏でした。同年3月にはイエメンへの空爆を開始していましたので、国王が帰国した後に、米同盟国であるフランスはテロ組織に狙われたことになります。ISもアルカイダも黒幕は同じでしょう。

悪夢のシナリオが現実に、ISとアルカイダが合体も(3/13)

米軍の今回のイエメンでの空爆は3月2日から始まった。目標はイエメン南部アビヤン、シャブワ、バイダ3県のアルカイダ系分派「アラビア半島のアルカイダ」(AQAP)の拠点で、無人機と爆撃機による攻撃がほぼ1週間連続で続いている。(中略)

イエメンでは反体制派のフーシ派がハディ政権を権力から追放、首都サヌアを掌握した。ハディ政権を支援するサウジがこの内戦に軍事介入、現在もフーシ派への爆撃を続けている。ハディ大統領は同国南部のアデンに政権の拠点を移してフーシ派と対決しているが、こうした混乱の中で、AQAPが南部を中心に地歩を拡大、要衝の港町ムカラを占領した。

AQAPの勢力拡大を懸念した米国とサウジアラビアはアラブ首長国連邦(UAE)の特殊部隊をイエメンに呼び込み、昨年5月、米特殊部隊とUAE部隊がムカラからAQAP戦闘員を撃退した。しかしAQAPは地元の部族勢力との関係を強化して再び勢いを増しているというのが現状だ。(引用終了)

羽田空港 燃料施設でテロ訓練(3/9)
テロ

ISとアルカイダが合体する気配があるというのですから、トンデモナイ脅威になります。サウジ国王来日直前の9日、羽田空港でテロ訓練が行われました。先日、籠池理事長の記者会見中に「南スーダンから陸自撤退」の発表が行われました。スピンという面もあるかもしれませんが、日本国内でテロの懸念があるからかもしれませんよ。
時空を超えて(1)「時間の正体は何なのか?」(2/4)より
羽田

2月4日の記事では、主人が見た夢に「西川さん」「峯子さん」が出てきて、西川峰子さんと火野正平さんを取り上げました。先日、本物の西川さんに会ってきましたが、本当に長いことないみたいです。

峯子さんが登場してきたのは羽田空港でした。わたしたち夫婦が羽田空港に到着し、乗継便搭乗口に移動しなければならないのですが、空港職員が誘導してくれました。その方が知人の「〇〇峯子さん」にそっくりだったのです。

下記の動画の内容と、AFPの記事内容は少し違いますが、このような現実を日本のマスコミが報じることはありませんし、ましてやテロの危険性を報じることもしません。

プーチン大統領にも注文を付けたいと思います。戦争屋壊滅作戦もよろしいのですが、犠牲になる中東の子どもたちをロシアに疎開させるという名案は浮かばないものでしょうか。それこそ、「偉大なるプーチン大統領」と絶賛されるのではないですか?

生きるすべは物乞い、内戦の犠牲となる子どもたち イエメン(3/11)

内戦で荒廃のイエメン、飢えて物乞いする子どもたち
(2/13 AFP)
イエメン政府軍とイスラム教シーア派系反政府武装勢力「フーシ派」による内戦で父親を失ったムスタファ君(15)は、生き延びるために物乞いをするようになった。(中略)

モスクや飲食店の前には、やせ細り、青白い顔をした子どもの物乞いたちが集まって施しを求めている。交差点では、ぼろ切れとせっけん水を詰めたペットボトルを手にした幼い少年たちが、車の窓ふきで生計を立てようと必死になっている。箱入りティッシュを売る母親のかたわらに座る子どもたちもいる。

イエメン内戦は2015年3月、政府側を支援するサウジアラビア主導の連合軍が軍事介入したことで激化。それ以来、多大な人的犠牲を出しており、国連(UN)によると子ども約1400人を含む7400人以上が死亡した。加えて300万人のイエメン人が内戦で住む場所を失い、数百万人が食糧支援を必要としている。(引用終了)

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