カンピフレグレイ:ヨーロッパで最も危険なスーパーボルケーノは再覚醒されています


超巨大火山に噴火の兆候、イタリア(12/28 ナショジオ)

50万人が住むイタリアの大規模な火山性カルデラ盆地、カンピ・フレグレイの地下にある超巨大火山が、500年の休止期間を終え、“臨界状態”に近づく可能性があるという論文が、12月20日付の科学誌『Nature Communications』に掲載された。

観測データの解析とコンピューターによるモデリングの結果、「マグマが、ガスを放出する臨界圧力(CDP)に達している可能性がある。世界屈指の人口過密地帯である大都市ナポリ近郊にあるこの火山では現在、加速的な変動と温度上昇が観測されている」と、ローマのイタリア国立地球物理学研究所が発表した。

近い将来、マグマの高熱のガスが突然噴出し、大規模な噴火を引き起こす可能性がある、と科学者たちは警告している。だが噴火する時期は今のところ予測不可能だ。(中略)

普通の火山じゃない

カンピ・フレグレイはイタリア語で、「燃える平原」を意味し、フレグレイ平野という名前でも知られている。米国のイエローストーン国立公園と同様、火山といっても円錐型の火山が一つあるだけの単純なものではない。主に地下や地中海の海底下で発生している多様な火山現象の組み合わせで、24個の噴火口のほか、高熱ガスの噴出が可能な噴気孔がある。(引用終了)

イタリア地震
イタリア雪崩

1月18日にイタリア中部でM4~M5クラスの地震が発生しました。その地震と大雪の影響で雪崩が発生しホテルを直撃しました。

発生当初約30人が行方不明となりましたが、6人の生存者を救助しました。イタリアでの地震は昨年8月、10月、今年1月と三回目となっております。

(参考)イタリアの雪崩、がれき下から6人発見(1/20)
イタリアでまたまた地震(浅川先生)
イタリアで連続地震、来月14日は「ウルトラスーパームーン」(10/27)

イタリアで地震、ヴェスヴィオ火山も三宅島も8月24日に噴火していた!(8/25)より引用

79年のヴェスヴィオ火山噴火

62年2月5日、ポンペイを襲った激しい地震によりポンペイや他のカンパニア諸都市は大きな被害を受けた。町はすぐに以前より立派に再建されたが、その再建作業も完全には終わらない79年8月24日の午後1時頃にヴェスヴィオ火山が大噴火し、一昼夜に渡って火山灰が降り続けた。翌25日(噴火から約12時間後)の噴火末期に火砕流が発生し、ポンペイ市は一瞬にして完全に地中に埋まった。(引用終了)

ヴェスヴィオ火山02
ヴェスヴィオ火山01

エトナ火山はしょっちゅう噴火していますが、問題はヴェスヴィオ火山でして、すぐそばに冒頭でご紹介しました≪フレグレイ平野≫があります。

「イタリア中部で頻発する地震とバチカン終焉のカウントダウン」より拝借
イタリア火山

ナポリとローマは近いですね。ローマといえばローマ帝国です。イエスを磔刑に処したのはローマ帝国・・・「歴史は戻る」と考えれば、ローマのカルマ解消が起きるとも解釈できます。

イタリアは政治、経済ともに混乱期を迎えておりまして、これに自然災害のダメージが重なればどうなるでしょうか?欧州のカオスはイタリアからかもしれません。

そんなことを考えておりましたら、岡山県在住のAさんから昨夜お話がありました。夢の中で2点のメッセージを受けたということです。

(その1)イタリアの火山噴火は避けられない。確実に起きる。

(その2)新潟から≪新しい型≫が生まれる。


(1)は分かるのですが、(2)について二人で検討してみたのです。新潟は字は違いますが、新しい潟(かた)」と書きますね。

(Aさん)
「糸魚川大火で一軒だけ難を逃れた家がありましたよね~。そのノウハウが【新しい型】なのではないですか?」

(アグネス)
「あぁ、そのことかもしれませんね~。一般的な火災のためもあるでしょうが、火山噴火にも役立つモデルということなのかも?」

「奇跡の一軒家」については、12月28日の「茨城県で震度6弱、今後も注意してください」の文末で取り上げました。

奇跡の家

「糸魚川大火、焼け残った家、奇跡の一軒家は都市防災のノウハウ満載?施工工務店もチェック」より引用

≪工夫した点≫

外壁・・・ステンレスのトタン板、レンガ
屋根・・・洋瓦、ステンレス
軒先・・・火の粉が入らない工夫
窓ガラス・・・ワイヤ入り二重ガラス


今回の大火で最悪の火災環境でも大丈夫だったわけで、実績・ノウハウが蓄積されたものと思われます。東京都など木造住宅密集地への応用で災害列島日本の弱点克服が出来るかもです。

一番目立つ記述が「遮熱シート」

このシートのおかげで火災で地区全体が物凄い高温になっている状況下でも室内・家具を守ったのかもしれません。(引用終了)

波紋
波紋

≪日本は世界の雛型≫というのはご存知でしょうが、どうも人間というのはマイナス面だけにフォーカスしやすい傾向にありますが、物事にはマイナス面もあればプラス面もあります。

日本人のアイデアや発見が世界中に「良い波紋」を広げることになれば嬉しいですね~。「波紋」といって思い出したのが、諏訪湖で見つかりました「謎の白い輪」です。面白いシンクロニシティですね~♪諏訪湖ですか~。

諏訪湖に無数の白い輪が・・・出現した意外なワケとは(1/20)