昨晩、NHKのEテレ「サイエンスZERO」を観ました。これは大ニュースですね~。9月に初回放送されたようですが、12月3日お昼0時半からも再放送されます。研究者に「諏訪さん」「神澤さん」というお二人の方が登場しますが、思わず笑ってしまいました。(*^^)v

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番組ホームページより

人類がどのように進化してきたかを探るうえで欠かせない“核DNA”解析。特に古代人の核DNAを読み解くことができれば、髪の色から病気の履歴、さらにルーツまで膨大なデータが得られ、謎の多い古代人の詳細が明らかになる。

そして最近、世界で初めて“縄文人の核DNA”が解読された。そこから見えてきた日本人誕生の謎とは?私たちは縄文人からどんな身体的特性を受け継いでいるのか?最新科学から日本人のルーツに迫る!(引用終了)

総研大、縄文人の奥歯からDNAを抽出して核ゲノムの配列を決定(9/1)

総合研究大学院大学(総研大)は9月1日、縄文時代の後期~晩期の福島県・三貫地貝塚から出土した縄文人の奥歯からDNAを抽出し、その核ゲノムの一部を解読することに成功したと発表した。(中略)

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これまで縄文人のDNAについては、ミトコンドリアDNAの情報しか得られていなかったが、同研究グループは今回、約3000年前まで続いた三貫地貝塚にて発見された縄文時代の人骨の大臼歯からDNAを抽出し、次世代シークエンサーでその塩基配列を決定した

縄文時代という古代のDNAであるため、バクテリアなどの生物が侵食しており、大部分はヒト以外の配列だったが、数%はヒト由来のものであったという。

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このヒト由来の古代DNAの塩基配列は、200塩基弱と短く、大部分は40~180塩基の長さにおさまっている。同研究グループは、古代DNA特有の死後の塩基変化などを統計的にチェックすることで、大部分の塩基配列が古代DNAであることを確認している。

さらに、現代人のDNAが混入していないかどうかをミトコンドリアDNAの配列を決定して調べ、6%以下の混入が予想された2サンプルの塩基配列を合体した1億1500万塩基について、三貫地縄文人のデータとして解析した。

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まず同データを、主成分分析法を用いて現代人のゲノムデータと比較したところ、大きくアフリカ人、西ユーラシア人、東ユーラシア人にわかれるなかで、三貫地縄文人は東ユーラシア人にもっとも近く位置していた。

さらに、三貫地縄文人と東ユーラシア人だけで比較したところ、ヤマト人(東京周辺に居住している日本人)が三貫地縄文人と北京周辺の中国人にはさまれた位置にあり、ヤマト人はこれら2集団のあいだの混血であることが示唆された。

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また、三貫地縄文人のゲノム塩基配列を、東ユーラシアのさまざまな人類集団の全ゲノムSNPデータと比較したところ、ヤマト人は、縄文人と東アジア北方の集団との中間に位置しており、日本列島3集団および北京の中国人と比較した場合、全体の遺伝的多様性をもっとも大きく示す第1主成分では、三貫地縄文人はアイヌ人ともっと近く、そのあとはオキナワ人、ヤマト人、中国人の順となる一方で、第2主成分でみると、三貫地縄文人はオキナワ人やヤマト人に近くなっていたという。

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さらに縄文人は、現代人の祖先がアフリカから東ユーラシアに移り住んだころ、もっとも早く分岐した古い系統であること、そして、現代の本土日本人に伝えられた縄文人ゲノムの割合は15%程度であることも明らかになっている。

同研究グループは、ほかの縄文時代の遺跡の出土人骨からもDNAを抽出し、すでに多くの核ゲノムDNA配列を得ており、これらのデータをもとにして、縄文人の日本列島における多様性と他の集団との系統について、さらなる詳細な研究を進めていきたいとしている。(転載終了)

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12年前、ある化粧品会社が16番染色体にある「MC1R」という領域で、お肌にシミができやすい遺伝子を見つけました。それを「シミ型遺伝子」と名づけました。

塩基には「C・T・A・G」の4種類があるのですが、「MC1R」の一角では日本人の多くが「A」なのですが、シミ型遺伝子をもつ人は「G」の塩基なのです。また、シミ型遺伝子を持つ日本人の分布をみますと、東北・北海道、九州・沖縄地方に多く分布していたのです。

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そして、縄文人の塩基配列を調べたところ、5人の縄文人に「シミ型遺伝子」が見つかりました。他にも、縄文人から受け継いだと思われる「5つの特徴」がありました。

わたしは、「二重まぶた」しか該当しないので渡来系弥生人の可能性が高いです(笑)。主人は4つ該当しましたので縄文人ルーツのようです。完全にそれっぽい人です(爆)。皆さんもやってみてくださいね~。

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さて、番組の冒頭に縄文時代の定義を紹介していますね。今から16000年前~3000年前になります。

16000年前というと、ムー、アトランティス大陸が沈んだと言われている時代です。以前、私見として「ムー大陸の一部の人々がユーラシア大陸に上陸したのではないか?」と述べました。

今回、「ユーラシアのどこから来たのかわからなくなってきたので振り出しに戻ります~」と、研究者が述べておりますので・・・可能性あるじゃん?!(*'▽')

また、「渡来系弥生人」の図で、古代イスラエル人が出てきませんが、この辺にたどり着くには数年かかるかもしれません。その後、「契約の箱アーク」「三種の神器」となり、世界中がビックリポン!でしばらく茫然自失・・・(笑)

ノアの大洪水が紀元前5000年頃に起き、ノアの子セムの子孫アブラハム(預言者であり、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の啓典の民の始祖)⇒イサクヤコブ12人の息子たち(イスラエルの12支族)

その後、ダビデ王、ソロモン王の時代を経て、イスラエル王国は南北に分裂してしまいます。日本の南北朝時代と似ていますね。その分裂によって、10支族+レビ族、2氏族+レビ族に分かれてしまうのです。それから色々あるんですが・・。

(参考)
ノアの大洪水は紀元前 5000年に実際に起きていた: 黒海の放射性炭素測定によるひとつの実証
実際に起こった!?世界各地に伝えられているノアの箱舟伝説(NAVERまとめ)


「イスラエル」という呼称は、神から与えられた名ということで、彼等が自ら名乗ったもので、「ヘブライ人」とほとんど同義だと考えてよろしいと思いますが、現在ではイスラエル人の方がポピュラーですね。

インデイオ

ユーラシアルートで日本にたどり着いたのが「ヤマト民族」、アメリカルート(インディアン)でたどり着いたのが「琉球民族とアイヌ民族」であると、飛鳥氏が述べておりました。

一番の問題は、先史文明(ムー・レムリア・アトランティス)、シュメール人の遺伝子が、縄文人、古代イスラエル人とどう関係してくるのか、という科学的証拠です。まだまだ時間がかかりますね。生きている間にお願いします~(笑)

偶然かどうか分かりませんが、北海道がロシアの統治下になり、沖縄県が独立しますと、シミ型遺伝子をもつ日本人分布図と同じくなり、紀元前16000年前に歴史が戻るような気がしますが・・・(謎)