「諦めないで」 クリントン氏、敗北宣言後初の講演で訴える(11/17)
米民主党のヒラリー・クリントン前国務長官は16日、大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏に対する敗北を認めて以来初めて公の場に姿を見せ、「世界で最も偉大な国」の根深い分裂が選挙によってあらわになったと語った。

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首都ワシントンで恵まれない子どもの支援を訴える非営利団体「児童保護基金」のイベントに出席したクリントン氏は、数百人の出席者を前に講演。「この1週間、たくさんの人々が、米国は自分たちが考えていたような国なのかと自問自答してきた」と述べた。

9月26日討論会でのヒラリー氏
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クリントン氏は、「今回の選挙戦によってあらわになった分裂は、根深いものだが、聞いてほしい。米国にはその価値がある」と訴えた。(中略)

10月10日討論会でのヒラリー氏
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さらに、トランプ氏の名前は出さなかったものの同氏が選挙戦で不法移民の送還を公約したことにそれとなく触れ、「子どもたちも恐怖心を抱いている。たとえば、ネバダ州で私が出会った幼い少女は、両親が当局に連れていかれるかもしれない恐怖を口にし、泣きだしてしまった。こんなふうにおびえながら暮らす子供がいてはならない」と語った。

10月19日討論会でのヒラリー氏
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そのうえでクリントン氏は、「互いに勇気付け合えば、共に強くなれることは分かっている」「だから、どうか私たちが共有する価値観を諦めないででほしい」と呼び掛けた。(AFP)

トランプデモ

11月11日の「クリントン財団の疑惑」で述べたように、「福祉詐欺」に熱心なヒラリー氏が登場してきました。メイクの関係なのでしょうか、ずいぶんと老け込んでいるように見えます。同一人物なのかしら?(謎)

「諦めないで~」とヒラリー氏。海外逃亡していないということは何らかの勝算があるのかもしれませんよ。

米大統領選挙の結果が出たにもかかわらず、全米で「反トランプデモ」が続いており、米メディアを始め大騒ぎです。現行法で認められた選挙システムなのですから、ヒラリー氏の得票数の方が多かったから不満・・・ご都合主義ですね。

「諦めないで~」が気にかかります。12月19日(月)は選挙人投票が行われます。8日の一般投票で過半数の選挙人を獲得したトランプ氏ですから、すんなりと選挙人投票でも過半数を獲得し正式に第45代アメリカ合衆国大統領になります。

しかし・・・選挙人が手のひら返しをすることがあるのでしょうか?それが可能なんですよ。

≪選挙人が一般投票と異なる候補者に投票する≫
アメリカ合衆国大統領選挙(Wikipedia)より引用

大統領選挙人
現在、ほとんどの一般投票有権者はあらかじめ投票先候補者を誓約している代議員団に対して投票する。そのため事実上、選挙人が投票する候補者は一般投票によって決まる。

しかし、連邦法および合衆国憲法では選挙人が誓約に従って投票するよう義務付けているわけではなく(一部の州では州法によって義務付けている)、選挙人は一般投票と異なる候補者に投票することも可能であるただし、選挙人が一般投票の結果とは異なった投票を行った例は数の上で極めて少なく、現在の選挙の慣行が形成されて以来、誓約に反した投票が当選者決定に影響を及ぼした例は無い。(引用終了)

≪1月20日の就任式までにトランプ氏が暗殺された場合≫

アメリカ合衆国憲法修正第20条第3節
大統領の任期の開始期と定められた時点で、次期大統領として当選した者が死亡している場合には、次期副大統領として当選した者が大統領となる。(引用終了)

いずれかのことが起きるのではないかと懸念しております。戦争屋たちはそう簡単に諦めませんよ。異常なほどのマスコミによる「反トランプデモ報道」を見てて、どうも釈然としなかったのですが、「諦めないで~」のヒラリー氏の発言で「!」と気がつきました。

もし仮に番狂わせが起きますと、いち早くトランプ氏と会談した我が国の首相はいい笑い者になる可能性がありますね。選挙前にはヒラリー氏のみと会談、選挙後にはトランプ氏と会談。ところが、第45代大統領はトランプ氏ではなかった・・・TPPで焦ったために恥をかくことになるかもしれません。

◎ 12月13日~14日にFOMC開催(利上げの有無に注意)
◎ 15日~16日にプーチン大統領来日
◎ 19日選挙人投票日


ウォール街金融関係者は嗅覚の鋭い連中ですから、ボーナスを貰ってしまえば「後は野となれ山となれ」と思っているのかもしれません。