遺体の衣類、父親の供述内容と酷似 堺の男児不明(11/16)

捜査1課によると、府警は15日午後、奈良県境近くの同村水分の川辺で、地中から大きさ約50センチの幼児とみられる遺体を見つけた。体を丸め、長袖トレーナーと長ズボンを着用。両足に靴下をはき、ニット帽をかぶった状態だったという。

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捜査関係者によると、卓容疑者は遺体発見前、樹李ちゃんの遺体を「川近くに埋めた」と供述。この際の服装の説明が、遺体の着衣などと合致するという。「遺体は包んでいた布団とポリ袋とは別に捨てた」とも話し、遺体だけが見つかった状況とも一致する。(引用終了)

4年前の別の男児不明事件、今年5月まで把握できず…両親居住地の大阪府松原市と堺市(10/26)

堺市北区に住民票がある梶本樹李(たつき)ちゃん(4)が約3年前から安否不明となり、児童手当をだまし取ったとして両親が逮捕された事件で、堺市や両親が以前住んでいた大阪府松原市が今年5月ごろまで、4年前に同府富田林市で発覚した別の男児不明事件の関係者として両親が警察の取り調べを受けていたことを把握していなかったことが26日、分かった。

堺市01

捜査関係者によると、卓容疑者と母親の無職、千穂容疑者(32)は、富田林市で平成24年4月、住民登録上は当時9歳で生後間もなく所在不明となったことが発覚した男児の叔父と叔母。行方を知っている可能性があるとして大阪府警から事情を聴かれていた。

両容疑者は、「(男児を)河川敷に遺体を埋めた」などと供述。府警は河川敷を捜索したが遺体は見つからず、2人は死体遺棄容疑で書類送検され、公訴時効(3年)が成立し不起訴となった。

両容疑者はその後、25年11月から松原市内に居住し翌月から長女(7)と樹李ちゃんを施設から引き取り同居を開始。それ以降、樹李ちゃんは安否不明となり、保育園や幼稚園に通った形跡もなく、定期健診も受けていなかった。(引用終了)


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樹季ちゃんの遺体が発見されました。本当にかわいそうでなりません。さて、新聞紙上では報道されていますが、TVニュースでは報道されていないことがあります。

この夫婦は過去に、千穂容疑者の兄弟の子どもさんの遺体を遺棄していたのです。生れたばかりの赤ちゃんで、樹季ちゃんの従兄弟にあたり、梶本夫婦は叔父、叔母になります。

結局のところ、遺体を捜索しましたが発見できずに公訴時効が過ぎていたために不起訴となったものです。遺体が見つかっていないので殺人事件とはならず死体遺棄事件となったものです。

千穂容疑者の兄弟夫婦もからんでいるという点も解せませんし、「児童扶養手当」のためだけなのだろうかと思ってしまいます。また、この件に関して警察からメディアに対して圧力でもかかっているのでしょうか。

なぜ、警察は遺体発見まで執念深く捜査しなかったのでしょうか。きちんと捜査していれば、樹季ちゃんの悲劇はなかったかもしれないのです。

そして、卓容疑者は遺棄現場について仕事の関係で土地勘があったと供述していますが、甥っ子の赤ちゃんもこの周辺に遺棄したのではないかと疑っています。だから、遺棄現場の供述が二転三転したのではないかと思うのです。

天使

いずれにしても、二つの幼い魂が成仏することを祈るばかりです。(合掌)