昇龍道03

みなさん、お久しぶりです~♪記事更新をお休みしていたのは旅に出かけていたからです。タイトルにある通り、行先は北陸地方です。

≪昇龍道の旅≫と名付けたのは道の駅で『昇龍道のポスター』を見つけ、「知らず知らずのうちにドラゴンルートを走らされていたのねぇ~」と気づかされたからです。

(参考) ようこそ昇龍道

昇龍道02

計画していた日程はアクシデントもなく順調に全行程を消化できました。台風12号の影響で北陸地方も雨の予報が出ていたので雨具の用意もしましたが、これまた不思議なことに、雨一滴にもあたらずに済んだことは奇跡的でした。

日本海側は、「弁当忘れても傘忘れるな」と言われるくらい雨の多い地域ですが、雨が降ったのは車で移動中、あるいは建物の中にいた時ばかりで、目的地に着きましたらなぜか雨が止んでおりました~。

トンネル02

まずは簡単に「旅の日程」をご紹介しましょう。同行者は石川県のMさんです。

◎ 1日目・・・釧路空港(羽田経由)⇒小松空港⇒劔神社(福井県越前町)⇒足羽神社(福井市)⇒ホテル(小松市)

◎ 2日目・・・ホテル⇒白山中居神社(岐阜県郡上市)⇒白山比咩神社(石川県白山市)⇒ホテル

◎ 3日目・・・ホテル⇒氣多大社(石川県羽咋市)⇒モーゼの墓(石川県宝達志水町)⇒皇祖皇太神宮(富山市)⇒ホテル

◎ 4日目・・・ホテル⇒大杉神社(石川県小松市)⇒那谷寺(小松市)⇒小松空港(羽田経由)⇒釧路空港


上図を参考にしながら説明します。アクシデントということではなくて、最終的には大成功だったことからお話しましょう。

2日目のことです。白山中居神社というメジャーとはいえない神社を目指しました。大野ICまでは良いのですが、国道158号を経て県道127号に入りますと、携帯の電波も無理、道幅の狭い道路を走ります(道民にはちと辛い)。紫色の星印が神社の位置になります。

参拝を終わり、ナビの目的地設定を「白山比咩神社」にしました。事前に調べていったのは「国道157号」を通るルート(勝山市経由)でした。(緑色枠が157号)

ところがしばらく走っていると、「高鷲IC」から入るように指示されます。「あれ?高速道路を走るの?」。地元のMさんも気がつかれ、「157号じゃないのですね?」。今さら戻るわけにもいきませんし、到着時間が遅くなりそうでもないので、そのまま走ることにしました。

トンネル01

15年前に金沢市内、白川郷を訪れているので途中下車する気もありませんので一気に「白山IC」を目指します。運転手の主人がタメ息ついたのは、全長約11キロもある【飛騨トンネル】でした。長いのなんのって!参りましたわ~。(-_-;)

そして今日のことですが、どうもその【飛騨トンネル】が気になって調べてみたのです。すると、このトンネルは、籾糠山(標高1,744m)にある天生峠直下を貫く東海北陸自動車道のトンネルで、建設途中までは「天生(あもう)トンネル」という名前だったのです!

(参考) 飛騨トンネル(Wikipedia)
「私たちの取り組み・ 飛騨トンネル」(是非お読みください)

R360

また、飛騨トンネルが開通するまでの「天生峠」を超える道は「国道360号」だったことが分かりました。「天から生れる峠に360?」と気になって、今度は「国道360号」を調べてみて驚きました。

富山市を始点とし小松空港西口を終点とする国道だったのです!そして、わたしども夫婦と初対面のMさんが待ち合わせたのが、終点のすぐそばにあるファミリーマートでした。(;^ω^)

(参考) 国道360号(Wikipedia)

空港西口

そして、国道360号と接続する道路に「国道41号」というのがあります。ご存知のとおり、「41」という数字は神を表す数字です。なんじゃこれ~?

R41
R4102

41

(参考) 国道41号(Wikipedia)

新潟市から京都府京都市へ至る「国道8号」も大事な幹線道路です。「8」は龍の数字・・・まさしく「昇龍道」の中部北陸地方です。
R8

ナビの指示のまま「東海北陸自動車道」を走ることになりましたね。走行中に気がつきましたが、≪霊峰白山≫を大きくぐるっと周回させられたことになります。当初の予定どおりに「国道157号」を走りましたら、白山の西側しか見えなかったことになります。

石川県、福井県、岐阜県、富山県の4県を巡る旅、「昇龍道の旅シリーズ」は今後も続きますが、各神社の詳細をお伝えするかどうかは未定です。時事問題や自然災害に時間をとられる可能性があるためです。

明日は9月9日、白山比咩神社の御祭神は菊理媛尊(くくりひめのみこと)です。色々と変化の兆しが現れ始める2016年秋です。