イタリア・シチリア島のエトナ火山が3日、2年ぶりに噴火し、炎や灰が上空数キロの高さまで吹き上がりました。

エトナ火山の灰でカターニア空港が封鎖(スプートニク日本)

欧州最大の活火山・エトナ火山の噴火により、シチリアでカターニア空港が封鎖された。空気中の灰の量が基準値を超えている。モスクワ時で午後3時までにすべての便が欠航している。

噴火は3日始まった、と「ロシア24」テレビ。火山学者によれば、1999年以来の活発さを示している。これまで空港は平常稼働だった。専門家によれば、住民には危害は及ばない。むしろ地元住民は写真等を撮るためにふもとに殺到している。

エトナ01

エトナ03

エトナ02


エトナ火山(ピクシブ百科事典)

イタリアの南部にあたる、シチリア島東部にあるヨーロッパ最大の活火山。世界で最も活動的な火山の一つとされ、しょっちゅう噴火している。2013年にはユネスコにより世界自然遺産に登録された。

ギリシャ神話において、ゼウスがテュポーンを下敷きにして封印した場所とされている。 不死身の魔神であるテュポーンは今も生きており、封印から逃れようと度々もがくのでエトナ山が噴火するのだと言う。