地球史に「千葉時代」命名なるか “金の杭”候補地視察

46億年の地球の歴史で、時代を区分する貴重な地層が千葉県にあることが分かりました。4日、世界の地質学者が視察に訪れ、時代を代表する地層と認められれば、その地層以降の時代が「千葉時代」と呼ばれることになります。

「世界の地質学者らが今、地層に到着しました。これから千葉セクションの視察が行われます」(記者)

視察に訪れたのは国際地質科学連合の地質学者ら38人です。目当ては市原市の養老渓谷にある「白尾層(びゃくびそう)」。ここは世界的にも貴重な地層なのです。

地球時計

      人類は黄色の「新生代の後半」に誕生します

地質学の歴史は恐竜の絶滅など大きな変化を境に区分されていて、およそ77万200年前もその1つ。地球のN極とS極の磁気が今と反対から現在の状態に逆転した後の痕跡が明確に残っているのです。時代を区分する代表的な地層に認められると、世界で1か所だけにゴールデンスパイク=金の杭が打ち込まれます。しかも・・・

「ゴールデンスパイクが打たれれば、そこから上が千葉時代と呼ばれる」(茨城大学 楡井 久 名誉教授)

杭が打ち込まれた地名が地質時代の名称として使われるため、その地層以降の時代が世界中で「千葉時代」と呼ばれることになります。ライバルはイタリアの2か所で、4日の視察のあと、投票で決められ、来年秋にも正式決定する見通しです。(引用終了)


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お昼にこのニュースを見ましたが、「これは大変なニュースだわ!」と思いました。千葉県民のみなさん、おめでとうございます!(笑)地球の歴史に「千葉時代」が刻まれるかもしれませんよ。(^^)/

千葉時代-02

千葉時代-01

「順番が逆じゃないの?」と思われるでしょうが、地理上の北と南とは逆になります。


磁極-01


ところで、私も含め皆さんも≪ポールシフト≫が脳裏をよぎったと思うのですが、2012年に国立天文台が発表した≪太陽磁場の4極化≫が衝撃的でしたね。「In Deepさん」からお借りしました。

磁極-02

ポールシフト(Wikipedia)

惑星など天体の自転に伴う極(自転軸や磁極など)が、何らかの要因で現在の位置から移動すること。実際に、地球の地磁気は過去100万年あたり1.5回程度の頻度で反転していることが地質的に明らかである。現在では極端な移動こそはないものの、中心核の磁性変動で磁北が1年に約64キロというスピードで東へ向かって移動しているとする研究結果が発表されている。(引用終了)

ポールシフトには、【自転軸のポールシフト】と【地磁気のポールシフト】があるみたいね~。地磁気のポールシフトは、今回の調査で裏付けられたわけですが・・自転軸のポールシフトはどうなんでしょうね?(?_?) それは横に置いておいて、≪地球は大きな磁石と言える≫というのは事実でしょうね!(*'▽')


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