初めまして、キャンベルと申します。
本日は、巷で話題沸騰(?)のボディホラー、「サブスタンス」を鑑賞してきましたので、感想を綴ります。
最初に、ざっくりとした簡単なあらすじは。。。
「元トップ女優のエリザベス(デミ・ムーア)は、加齢が原因で仕事を失ってしまう。落ち込んだ彼女は、謎めいた薬「サブスタンス」に手を出して、自分の体から若くて美しいスー(マーガレット・クアリー)を生み出す。スーとしてオーディションを受け、スターダムを駆け上がるが、やがて悲劇が訪れて・・。」
といった感じでした。
さっそくですが、見た直後の感想はーー。(ここからネタバレ。ご注意ください)
前半は、女優同士の演技バトルを楽しめる最高のエンタメ!
キューブリック風のクールな演出や、現代社会への問題提起も見ごたえ充分!
ただ、ラストはーーー
ぎゃあああああああああああああ・・・!
でした。
みどころは、加齢による容姿の衰えから役をおろされ、「若さと美」にとりつかれて狂気が加速していくエリザベスこと、デミ・ムーアの鬼気迫りすぎて映画館でしのび笑いがもれるほどの迫真の演技です。ここまで追い込まれたら、どんなに危険性があっても謎の薬「サブスタンス」に手をだすはず。
さすがアカデミー賞主演女優賞ノミネートだけありますね。
そして、若き日のエリザベス、スーを演じるのが、注目のマーガレット・クアリー(「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」とか)。本作では、クアリー史上最強の可愛さとビッチ感でハリウッドのプロデューサーたちを骨抜きにします。
また、脚本が上手い!と思ったのは、この「サブスタンス」という薬が1週間で効果切れになること。
若さをキープするためには一週間ごとに薬を打たなければならず(涙!)、モンスターになっても薬を求めるエリザベスの姿は、同じように一定期間しか継続しない美容施術を何度も繰り返して中毒化している、現代人の姿を彷彿とさせます。
ここの設定は、コラリー・ファルジャ監督が意識したという映画「レクイエム・フォー・ドリーム」を思い出しました。
さて、この二人のバチバチの演技を見ているだけで、おなかがいっぱい。ここまでは、「傑作誕生?」の予感すらしたんです。
ただ、クローネンバーグやデ・パルマが大好きという監督だけに・・エンディングが阿鼻叫換のボディホラーなんですよね。
いや、最初からボディホラーではあるんですけど、それまでのクールな演出ではなく、ここまでやるかの血まみれ演出。
好きな人には恐縮ですが、個人的には残念でした。
というわけで、点数をつけるなら、前半82点、最後28点。多分、ラスト以外は、また見ると思います。
ーーー最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪

