vol.1922
偶然のようで、偶然ではないような出逢い。
経験したことはありませんか?
【料理人さとし】の復活は、偶然のような必然のような出来事から産まれました。
2025年1月
SNSの不用品を譲り合うサイトに、衣装ケースが複数出品されていた。
ちょうど部屋を整理するのに欲しいなと思ってたから連絡したら、まだ決まってないから譲りますと。
やり取りの中でふと縄文時代の話になり、自分より遥かに先に縄文のことに触れ勉強をされていたことが判明。
「石橋 香」さん
外資系大手のP&Gでビジネスを学び、退社された今でも当時の仲間たちと最新のビジネス情報をアップデートされている。
自分の感覚だけでなんとなくでやってきたから、たいした成果もないことがよくわかった。
目標を達成する過程と姿勢、計画と実行のプロセスなど、たくさんの学びを頂いている最中。
料理に関しても永きにわたり自然料理を作っておられ、実際に何品か試食させて頂いて、素材の掛け合わせ方やスパイスの使い方にもたくさんの刺激があった。
自分のイメージする縄文料理にそのエッセンスを加えてみたり、実際そのままのレシピの料理を出張料理の仕事で提供させてもらったり。
春の縄文弁当には春キャベツのザワークラウトと、柑橘で酸味をつけた野菜マリネを使わせて頂きました。
思った以上の伝わり方になり、とても喜んでもらえる結果になって縄文料理の方向性が定まったし、今までとは違う感覚で料理を構成することが出来るようになった。
そんな中、色々とお話をいただく中で「縄文の宴」という言葉が産まれる。
焚き火を囲み、縄文時代の食を再現し、その時代のカルチャーを体験してもらう宴。
当時使われていた大和言葉の「あわうた」を独自の観点でより伝えやすく歌ってみたり、大和言葉には一文字づつに自然から学んだことが込められていて、それは「ヲシテ文字」と言われているんだけど、その文字を見て知ってもらったり。
16000年もの歳月を、大きな争いなどなく平和に過ごした縄文人からのメッセージを、焚き火を囲んで感じることは日本だけではなく海外の人たちにも伝えていく価値があるんじゃないか?
石橋 香さんは海外での生活の経験もあり英検1級ホルダーでもあり、日本語の言葉の力と英語との違いを明快に教えることで、英語講師として生徒さんの英語の発音を劇的に改善させる特殊な能力の持ち主。
実際に教えてもらったけど、なるほど確かにそうだ、そこから違うわっていうのがよくわかった。
この説明じゃまったくわからんと思いますが笑
英語の発音に悩む方は、有料でも講座開いてもらって聞く価値ありますよ。
↑発音の参考に
さらに縄文カルチャーへの見聞も深くて、僕の知ってることは全てご存知で話が速い。
まさか衣装ケースをキッカケに、こんな方と巡り逢うとは想ってもみなかった。
日本人には信じられないと思うけど、世界から高い評価を受けてる縄文時代の文明。
そんな縄文の文明を、海外からの訪問者に伝えていくことで、平和な世界に向かうキッカケをつくる仕事になる「縄文の宴」としてやっていかないか?
そうオファーをさせて頂き、お悩みになられたけどご了承いただき初のオフィス山本の社員として雇用させてもらった。
今は地元の神戸にて、開催に向けてコネクション作りをお願いしていて、順調に積み重なっていっている。
そんな中で生まれたのが、自然食を家庭に普及させるべく「HABUTEMA」という自然食を冷凍真空パックにした商品の開発と販売をするプロジェクト。
細々と続けてはきたけれど、もう料理人の看板は降ろすかな。。。ちょうどそんなこと考えてた時だった。
やりたい想いがあるんなら、氣合い入れてやれ!とみぞおち2〜3発くらいの強烈な衝撃の叱咤激励パンチを頂き、僕の願いでもあった自然食を家庭に広めていきたい、そのために料理人としてできる事をやってみよう。
そしてもう一度、料理人として立ち上がることができました。
石橋香さんからはレシピの協力も得て、最速で準備ができたし、その他にもたくさんの方から応援をもらい、協力をもらい、最短での復活ができたことに感謝しかありません。
関わって下さる皆さまに、この場を借りて御礼を申し上げます。
ありがとうございます。
縄文の「食」を考えたら、こんな未来が待っていた。
最強の仕事のパートナーとも、出逢うことができた。
偶然のような必然の話。
そんな経緯でもう一度、料理人として復活します。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。