当然だけど彼から電話はない。
玄関に荷物がひとつ残されていた。
自分のものとすぐに気付くはずなのに。
どういうつもり?
彼とまだ友達だったころ、落ち込んでいる私を抱き締めてくれたことがあった。
彼の腕の中で頭のなかに不思議なイメージが浮かんだ。
足跡ひとつない真っ白な雪原に私がいる。
とても静かだ。
雪なのにぜんぜん寒くない。
むしろあったかくて、やさしい気持ちになる。
この人は今までこんなきれいな場所をひとり守ってきたんだなと思った。
彼に愛される人は幸せになると思った。
あの時に私は彼を好きになったのかもしれない。
この恋をダメにしたのは私だ。
とてもとても悲しい。
玄関に荷物がひとつ残されていた。
自分のものとすぐに気付くはずなのに。
どういうつもり?
彼とまだ友達だったころ、落ち込んでいる私を抱き締めてくれたことがあった。
彼の腕の中で頭のなかに不思議なイメージが浮かんだ。
足跡ひとつない真っ白な雪原に私がいる。
とても静かだ。
雪なのにぜんぜん寒くない。
むしろあったかくて、やさしい気持ちになる。
この人は今までこんなきれいな場所をひとり守ってきたんだなと思った。
彼に愛される人は幸せになると思った。
あの時に私は彼を好きになったのかもしれない。
この恋をダメにしたのは私だ。
とてもとても悲しい。