初動はこれにて
GKの初動に関しては、ブログへのコメント以外にいろいろな方からメッセ
ージをいただき続けています。
ありがとうございました。m(..)m
本当に申し訳ないですが、早々にお返事を書くのに時間が足りません。
ちょっと疲れてしまいました。(^^;
このブログでお返事の最後にさせてください。m(..)m
同じような事をブログのコメントの方にはレスしましたが、テニスのスプリ
ットステップをとり上げたのは「初動をコーチングする競技がある」という
ことが僕にとって非常に興味深いものだっただけです。
現場でGKに「スプリットステップをするように」とは伝えていません。
「動き出しやすさを考えて準備をする」と伝えるだけです。
実は僕、以前のブログにも書いていますが、GKの予備動作=プレジャンプ
について、いろんな疑問をもっていました。
実際、ドイツ代表:レーマンGK チェコ代表:チェフGKはプレジャンプ
を行っていますし、ルーマニア代表:ロボッツGKはプレジャンプを行って
いません。
でも、ロボッツGKはわずかなステップを使っています。
僕がお会いしたGKコーチの先生方の多くは僕からプレジャンプについて尋
ねられたと思います。
賛否両論でした。
結局、現在のAGKの現場ではプレジャンプを「しろ」とも「するな」とも
いっていません。
しかし、ズッとひっかかり続けた疑問でした。
研修で、基本姿勢というテーマのオーガナイズがありました。
僕はGKとしてこのオーガナイズに入りました。
僕自身は自分なりの動きやすさを考えて、両足に均等に体重をかけて、膝と
足首の関節をわずかに小刻みに動かし構える方法をとっていました。
この姿勢で、実際にシュートを撃たれる瞬間は止まります。
プレジャンプとはいえない予備動作ですが、実戦の中でシュートストップを行
なわない内から、このわずかな予備動作も行なわないように上級コーチから
指導を受けました。
プレジャンプという予備動作には賛否両論ある、では、動き出しやすさと
いう点はどのように改善、コーチングすればいいんだろう・・・
めっちゃ、悩みました。
この初動について書き出した頃、全仏オープンを観ましたが優勝したフェデ
ラー選手はスプリットステップを行ないません。
しかし、動き出す動作は存在しました。
当たり前ですが、動き出さなければ、ボールに追いつきません。
フェデラー選手のわずかな初動は、スペイン代表:カシーリャスGK、イタ
リア代表:ブフォンGKの初動にも観ることができます。
ゲーム中、ボールは動いていますからGKはポジショニングのためにわずか
にステップを踏んでいます。
そして、どこにでも均等に動ける姿勢で止まり、ボールが足から離れた瞬間
に動き出します。
ここで初動を工夫、コーチできないか・・・僕のようなGK当番が考えては
いけないことなんすかね?
多くの方から「考えることではない」的なコメントをいただきました。
これだけバイオメカニクスという学問が進んだスポーツ界で、考えることを
否定されるとは思いもよりませんでした。
すべての技術を「感性」「感覚」で片づけてしまうなら、コーチなどという
役割は不要だと思います。
僕は非常にレベルの低い人間ですから、批判は大いに結構です。
受け入れます。
でも、自論をもって批判してもらえれば、より感謝できます。
陸上短距離のスタートに対するこだわりや理論は非常に緻密です。
スターティングブロックの位置、距離、手を着く位置、すべて初動のため
です。
古くから日本に伝わる古武術の居合いも初動の理論を持っています。
なぜスポーツ科学の最先端が集まるフットボールで、しかも国を代表する
プロジェクト、プロフェッショナルGK指導者から初動についての理論が
伝えられて来ないんだろう・・・僕には不思議でたまりません。
初動については、それぞれ皆様の考え方があると思います。
初動は不要と考えられる方がいるのも納得です。
初動
僕はもう少し深く考えて、試行錯誤したいと思っています。