AGK フロントダイビング
フロントダイビングはシュート以前に相手の攻撃を止める(ブレイクアウェ
イ)の技術のひとつとして伝えられていると思います。
※ここから先はAGKでの僕の考えであって、JFAGKプロジェクトが提唱
する理論ではありません。
フロントダイビングは相手のスルーパス、ドリブル、ボールコントロール
の場面で、相手からボールが離れている瞬間を狙って、ボールを奪う技術
というように僕は理解しています。
※Break Awayという言葉は、フットボールでは「相手の攻撃を断ち切る」
というような意味で使われていると思います。(AGK訳)
さて、僕はいろいろな現場でフロントダイビングに対する考え方、コーチ
ングを観たり学んだりしてきました。
まず、
現場GKの年齢層によってフロントダイビングを実践できるように
伝える現場
とりあえず伝えるけど強く実践を勧めない現場があります。
この温度差は、GKにとって安全か、安全でないかに起因しています。
フロントダイビングはその名のとおり、
「前進して、さらに前方へ飛び込む」
という技術になります。
GKが自分の身の安全に細心の注意をはらって行ったとしても、相手と衝突
する危険は常に伴います。
世界的に大きな事故として報じられたチェルシー:チェフGKの脳挫傷も
フロントダイビングに近い技術を使ったブレイクアウェイで起こりました。
実は僕、新年早々にAGKの活動を紹介に行きました。
かたぐるまプロジェクトの一環としてお邪魔して、たまたまトレーニング中
にブレイクアウェイの場面がありました。
相手との距離もあり、ボールに対しては僕の方が有利な状況で余裕をもって
フロントダイビング・・・
ボールと手、腕で頭をカバーしていたんですが、FPは僕を飛び越えてくれ
ず、アプローチの勢いそのままでボールに対してキック。
ボールは僕がつかんでいたので、前のめりにつまづく形になったと思いま
す。
そしてスパイクが僕のこめかみから側頭部をグニュッ!・・・(T_T)
直後のお話では「GKが足元に飛び込んでくるとは思わなかった」という
ことでした。
フロントダイビングを行う相手をよく知った上で技術を選択することも大切
だなぁと思います。
そこでAGKでは、フロントダイビングを伝えつつ、他の方法も伝えること
にしました。
まず、安全なフロントダイビング。
◆キーファクター
・ゴールを守る→ボールを奪うに判断を切り替えられるポジション
・ボールが相手から離れた瞬間を狙うようにスタート
・ボールに対して最短距離でスピードのあるアプローチ
※フロントダイビングを行うために可能な限りの最短距離で
・踏切り
※踏切足:プレー方向の足or非プレー方向の足(どちらでも対応する)
・頭を相手側に曝(さら)さないフォーム
※走る勢いがあるので、ボールを中心にカラダが相手側に回転する事
がよくあります。
相手側に回転しないようにするためには、踏切(角度、距離)を
感覚的につかむようにします。
・ボールに到達した直後にカラダを小さく
※ブレイクした直後に開脚していたり、頭が挙がっていると衝突の危険
が膨らみます。
◆相手の年齢、技術レベル、
状況に合わせたブレイクアウェイ
・スライディングタックル
・フロントダイビングもどき
フロントダイビングという技術だけでなく、ブレイクアウェイの中でGKが
身を守りつつボールを奪う技術として、状況に合わせる技術も必要かな
と考えて、このようなことも伝えています。
さて、フロントダイビング中、なかなか思うようにいかないGKが数名在り
ました。
ふと思いたち、そのGK達にローリングダウンとグラウンダーボールに
対するダイビングを行ってもらいました。
・・・やっぱり・・・(ーー;
フロントダイビングがうまく行えないGKの場合、ローリングダウンやダイ
ビングといった技術に修正がみつかりました。
ウォーミングアップの段階で、ローリングダウンやダイビングの技術的な
確認をしておくべきでした。
これは僕の当日のオーガナイズの内容のマズさです。
ひらがなしか知らない者に、新聞を読めというのと同じでした。
僕が悪かった!m(..)mm(..)mm(..)m
フロントダイビングをテーマに挙げた限りは、ウォーミングアップからフロント
ダイビングを意識したトレーニングを組んでいく効率が大切ですね。
