GK-C級 in つま恋~実践テスト~ファンクション
いよいよ僕の実践テスト~ファンクション編のテーマは
アングルプレー
指導計画案には以下のように記載しました。
テーマ:シュートストップ
トピック:アングルプレー
マーカー間:3m
オーガナイズ
マーカー:6個 ボール各箇所:4個(計12個) ゴール大
ペナルティマーク、ゴールエリア、ペナルティエリア
GK:1名 キッカー:3名
ルール
A~Cの3方向からシュートに対応
展開
・静止球のシュートに対するアングルプレー
・最初の位置から少し動いたボールのシュートに対するアングルプレー
キーファクター
・ポジショニング(位置・カラダの向き)
・適切な移動方法の選択
・構えるタイミングとその姿勢
・プレーの方向
・安全確実なプレー
GK役でご協力していただいた先生は
ジャパンサッカーカレッジGKコーチ:太田先生
ジュビロ沼津GKコーチ:中山先生
ホンダロックGKコーチ:黒木先生
レイエスFCGKコーチ:武田先生
まずは選手を集めて自己紹介とトレーニングの簡単な説明。
ナショトレ先生のデモと唯一変えたのは
「声を出そう」ということのみ。
最初にGKとして武田先生に入っていただきました。
武田先生に向けてシュートが撃たれてキャッチ・・・その瞬間に
「すと~ぉっぷぅ!」
「先生、シュートを受ける準備ができたら、
しっかり声を出しましょう!」
と僕。
その後も、どの先生に対しても「声」にこだわり続け、最後には
「五万人の観衆の中でプレーしたいと思いませんか?
その観衆の中でも聴きとれるくらいの声を出しましょう」(^^;
どの先生も、優しい方でわざと移動に時間をかけたり、ポジショニングを悪く
したり、・・・
ポジショニングに問題があった場合は、僕がGKの位置に立ち、キッカーの
位置へGKに行ってもらってポジショニングを確認。
ステップに問題があった場合は、最短距離をクロスステップで移動するデモ
をし。
僕がデモをする時は、キッカー役の先生方が「どうぞ捕って下さい」的ボール
を蹴ってくださって・・・それでも、僕はキャッチできずにこぼしてしまったり(T_T)
どのGKにも12分間でトレーニングに参加してもらおうと思い、成功、失敗
に関わらず、9本のシュートを受けたら交代というスタイルにしました。
先生方、最初はミスにみせて、徐々に僕のコーチングで上手くなっているよう
にふるまってくれて・・・人の情け、優しさが伝わってきて、途中で声がつま
り出しました。
「そこまでにしましょう」
試験官:赤池先生@コンサドーレ札幌の声でテストは終わり。
全員が集まって僕のテストについてディカッションが始まりました。
まず僕の反省
「キーファクターの中でチェックすべきプレーがあったにも関わらず、フリ
ーズできずに流してしまう場面がありました。
また、シュートがゴールインした時、『キッカーが上手いから』という理
由付けで、GKに問題提起をできませんでした。」
参加した先生からの評価
「声を出すのは大切だけれど、実際のゲームでシュートを撃たれる瞬間にGK
が声を挙げることはありませんよね。
リアリティに欠けるトレーニングになっていたと思います。
アングルプレーというより、声にフォーカスし過ぎたコーチングには問題が
あったと思います」
試験官:赤池先生の評価
「まず、声にフォーカスし過ぎたことは、リアリティがありませんでした。
次に、指導計画案のマーカーでなく、コーン(腰の高さ)を使ったのは
どうなんでしょう?
(キッカー役の先生に)キックしにくくなかったですか?(「ハイ」と先生)
用具と参加する選手に対する配慮が足りませんでしたよね。
短い時間でGKをドンドン変えましたよね?
意図はなんですか?
(僕:ゲームで受けるシュート本数に合わせたつもりです。あと体力的に
9本くらいのシュートを受けるのが適当かなと考えました。)
トレーニングは、GKが技術向上するために行うモノですよね。
コーチングすることで、上達させて終わる、成功で終わると考えるとシュー
トストップの『量』にこだわるのはおかしいとは思いませんか?
やはり、GK自身が技術に対する十分な理解を得れたことをコーチが確認す
るという作業が大切ではないですか?」
・トレーニングにゲームのリアリティを持たせるために
トレーニングを行う場所・状況を設定する
・GKに技術を理解させ、上達させるための負荷を設定する
・GK自身に判断させるトレーニングを取り入れる
・達成可能な目標を定め、論理的・段階的な指導を行う
・問題を発見し、明瞭なコーチング、良い模範演技を行う
・恐怖心を与えない
・成功して終える
以上のようなことが、テストの中で評価されていることだと思います。
最期に赤池先生から
「コーチングに様々な問題はあるものの、選手に対する情熱が伝わって
きました。大切なことだと思います。」
と言葉をいただきました。
この時、なぜか胸がつまり、涙がこみ上げてきました。
「試験官」としての言葉ではなく、赤池先生自身の言葉をいただけたからだ
と思います。
