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【ロックラック】の街を目指して旅をしていた私とアリスは、途中、【モガ】の村という小さな漁村に立ち寄った。
「うぐうぐ…これもなかなかイケルわねo(^-^)つY…おっ!Σ(゚д゚;)コ、コレハッ! こんな新鮮な魚、ミナガルデじゃなかなか食べられないわっ!(*⌒∇⌒*)キャーッ」
テーブルを挟んで正面に座るアリスは、土地の名産なのだろう。採れたての新鮮な魚料理に舌鼓を打っている。
村の中心に位置する酒場。ハンターズギルドからの依頼の窓口も兼ねるというそこで、私とアリスはちょっと早めの夕食をとっていたのだ。
「アリス…すこしは静かに食べられんか?( ̄△ ̄)=3ハァッ」
「(⌒¬⌒*)三(;°皿°)クワッ…うっさいわねーっ! 『美味しいものは全力で…全身全霊を込めて味わえ』って、ばっちゃが言ってたのよ! アギも食べてみなさいよ! この、なんだかわけわかんない魚の刺身なんてさいっこーよ!о(ж>▽<)y ☆キャーッ」
勢い良く捲くし立てたアリスが、刺身が山と盛られた皿を私に向かって突き出す。
「ほれっ! 食べてみ? 食べてみ??(*^ー^)つ□」
…と満面の笑顔を浮かべるアリスに、私は苦笑いしながらその皿から白身魚の刺身を取った。
「すまないねぇ、お嬢ちゃん…最近、海に巨大な、ラギ…なんとかかんとか言うモンスターが出るようになってねぇ。沖に漁に出られれば、もっと美味しい魚を出せたんだけどねぇ」
アリスの食べっぷりがあまりにもうるさ…見事だったのだろう。近くを通りかかった村のオバチャンが、すまなそうに言った。
「そんなことないですよ、オバチャン!」
オバチャンにアリスはぶんぶんと手を振った。
「こんな美味しいお刺身食べたの、ほんと…初めてでした! もう、感謝感激ですよ!」
「あら…そうかい? そう言ってもらえると嬉しいねぇ」
アリスの言葉にオバチャンは笑顔になると、「たくさん食べていきなよ!」と言い残して去っていった。
「(^∇^)ノシ マタネ、オバチャーン…いや~、いい村よね。人は優しそうだし、魚は美味しいし…魚が美味しいってことは、陸の幸も美味しいってことだし…」
「…それも、【ばっちゃ】が言ったのか?」
「え? うん、せいかいっ!(o^-')b」
私が言うと、アリスは笑顔で答えた。こう見ていると、年相応の可愛らしい娘なのだが…
「…あ、ところでここの払いはアギってことで良いわよね?」
これだよ…( ̄_ ̄ i)
「だって、アギ、けっこうお金もってるんでしょ? わたし、急いで出てきたから、あんまり手持ちが無いのよね~(^ε^)♪マ、ソウイウコトデ」
「どういう理屈だ…(-_-メ」
そんなやり取りをしていると…
「ありゃ、こんばんは」
明るい声がする。若い女の子の声だ。
声の主は、酒場を一人で切り盛りする女の子…赤い帽子を浅く被り、白いベスト、赤いスカートをはいている。きりっとした意思の強そうな大きな瞳と明るい笑顔が印象的な、かわいらしい子だ。

彼女の方を何気なく見ていると、アリスがじと目で私のことを見ている事に気がついた。
「アギ…あんた、あんな子が好みなの?( ̄Д ̄;)ヒクワーッ」
「そんなわけあるまい…あの子やおまえくらいの年の娘がいてもいいくらいの歳だぞ、私は?┐( ̄ヘ ̄)┌ヤレヤレ」
酒場の看板娘…といった感じか。その姿、雰囲気はかつて狩りに行ったジャンボ村の酒場の看板娘、パティ嬢を思い出される。
すると…

「やぁ、こんばんは」
看板娘の挨拶に、若いハンターが応えた。挨拶は私たちに向けられたものではなかった。どうやら、村付きのハンターらしい。
「あら、ざんねん(´0ノ`*)オホホホッ」
「なにがだ…(-""-;)マッタク」
また、アリスが絡んでくる。それに顔をしかめつつ、私は看板娘とそのハンターの会話に興味を持ち、聞き耳を立てた。
(盗み聞き? 趣味が悪いわね~(`Δ´)モーッ)
(ほっとけ。会話の中から情報が得られることも多いだろう?)
(ま、それはあるけどね~)
私とアリスがコソコソ話す前で、看板娘が続けた。
「お、資源集めに続き、鉄鉱石集めも完了ですか! さすがはハンターさん、順風満帆ですね!」
看板娘がパチパチと手を叩く。それに若いハンターがちょっと頬を染めて照れ笑いを浮かべた。
看板娘も若いが、そのハンターも同じくらい若い。10代後半…といったところだろう。
…と、突然、看板娘の表情が変わった。
「しかし! 物事、そうそうトントン拍子には進まないって寸法なのです!」
(おっ?)
(なになに??)
突然の変化に、私とアリスはさらに聞き耳を立てる。若いハンターくんは、看板娘の口調の変化にちょっと戸惑っているようだった。
「お気づきの通り、ギルドからは依然として…」
ぐぐぐっ…と看板娘が拳を硬く握り締めるその姿に、我々の興味がさらに膨らむ。
「連絡ナシ、ですよ!。(;°皿°)クワッ」
大声と同時に、その大きな瞳をさらに見開いて叫んだ。
(:゙;`;:゙;`;・o(ロ≦〃)ブッ)
(ちょwwww)
「ええもう、商売あがったりですとも。でも、私に狩りはムリですしね。嗚呼、ここから応援するしかない切なさ…」
目を見開いたかと思うと、今度は両手を胸の前で組んで、伏し目がちになる。目じりに涙を浮かべそうな雰囲気だ。たまらず、ハンターくんがなにか声を掛けようとするが…
「…あ。そう言えば、村長さんが探していましたよ。話があるみたいですけど、もう聞きました?」
今度はあっけらかんと別な話題になった。しばらく二、三話をして、ハンターくんは酒場から出て行った。
「またね~ノシ」と手を振って笑顔で見送る看板娘。
(なかなか…できるわね、この子(・・;)ムムムッ)
(ああ…かわいい顔して、けっこうしたたかだな…( ̄_ ̄ i)ヤルナァ)
思わずさらに声を潜めて、私とアリスは囁きあった。
ミナガルデのベッキー嬢や、ジャンボ村のパティ嬢とはまた違った強さ、逞しさが感じられる…そう思った。
「いかがでした? うちの村で採れた魚の味は?」
ハンターくんが去って、仕事もひと段落したのだろう。看板娘が声を掛けてきた。
「いや…とても美味しかったよ。ごちそうさま」
食べた食器をまとめてカウンターまで運んでやると、看板娘は「ありがとうございます(^ε^)♪」と、笑顔を向けてくれた。
「あなたも大変ね。酒場を切り盛りした上に、ギルドとの交渉もしてるなんて」
「いえいえ、そんなことないですよ~(*^ー^)ノシ」
アリスの言葉に、看板娘はパタパタと手を振った。
「この村を盛り上げて、この村の平和を守るためですからっ!(o^-')bグッ」
本当にしっかりした子だ。私とアリスは顔を見合わせて頷きあった。
「…ですから、あのハンターさんには、もっともっと稼いでいただかなきゃ…(-_☆)ニヤリッ」
(本当に、しっかりした子だよ…(゚_゚i)タラーッ)
(そ、そうね…(^▽^;)コエーッ)
最後にボソッと言った看板娘の言葉に、私とアリスは顔を見合わせて苦笑いしたのだった。
▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽
さて、いよいよ発売されました、【モンスターハンター3】!
すばらしい出来ですよ~~~www 前作MH2(ドス)からはや…2年? 3年? とにかく待たされましたよwww(据え置き機、完全新作的な意味で)
新武器【スラッシュアックス】、一新されたマップとモンスターたち…さまざまな新要素があるのですが、細かいところで「おーっ!!」と思ったのが、
【キャラクターたちの個性】
…ですw
冒頭のショートショート、モガの村のギルドの看板娘との会話をテーマに書いてたのですが、その中の、

「連絡ナシ、ですよ!」
…で、思わず「:゙;`;:゙;`;・o(ロ≦〃)ブッ」と吹いてしまいましたw
字の大きさが、そこの部分だけ、大きな文字になったのですよww
今まで、モンスターハンターの世界では、村の人や街の人って、ほんと、【背景】って感じだったのですよ。
ドスでこそ、ハンターと村人との関係が【住民→ハンター】へのクエスト依頼発生…という形で前面に出てきたのですが、今回、トライではそれがさらに強くなり、加えて、キャラクター一人一人の個性が強くなっている気がしますw
会話テキストを読み飛ばさず、じっくり読むと、けっこう面白いですよw
お勧めは、【ギルドの看板娘】と【武具屋の売り子】。売り子の方はテンションが異常ですw 看板娘の方は、『上げて落とす』のを心得ているような気がしますw
テキスト書いてる人、変わったのかなぁww
欲を言えば、各キャラクターに固有の【名前】があればもっと近しく感じるとおもうのですけどねw
では、またノシ
【ロックラック】の街を目指して旅をしていた私とアリスは、途中、【モガ】の村という小さな漁村に立ち寄った。
「うぐうぐ…これもなかなかイケルわねo(^-^)つY…おっ!Σ(゚д゚;)コ、コレハッ! こんな新鮮な魚、ミナガルデじゃなかなか食べられないわっ!(*⌒∇⌒*)キャーッ」
テーブルを挟んで正面に座るアリスは、土地の名産なのだろう。採れたての新鮮な魚料理に舌鼓を打っている。
村の中心に位置する酒場。ハンターズギルドからの依頼の窓口も兼ねるというそこで、私とアリスはちょっと早めの夕食をとっていたのだ。
「アリス…すこしは静かに食べられんか?( ̄△ ̄)=3ハァッ」
「(⌒¬⌒*)三(;°皿°)クワッ…うっさいわねーっ! 『美味しいものは全力で…全身全霊を込めて味わえ』って、ばっちゃが言ってたのよ! アギも食べてみなさいよ! この、なんだかわけわかんない魚の刺身なんてさいっこーよ!о(ж>▽<)y ☆キャーッ」
勢い良く捲くし立てたアリスが、刺身が山と盛られた皿を私に向かって突き出す。
「ほれっ! 食べてみ? 食べてみ??(*^ー^)つ□」
…と満面の笑顔を浮かべるアリスに、私は苦笑いしながらその皿から白身魚の刺身を取った。
「すまないねぇ、お嬢ちゃん…最近、海に巨大な、ラギ…なんとかかんとか言うモンスターが出るようになってねぇ。沖に漁に出られれば、もっと美味しい魚を出せたんだけどねぇ」
アリスの食べっぷりがあまりにもうるさ…見事だったのだろう。近くを通りかかった村のオバチャンが、すまなそうに言った。
「そんなことないですよ、オバチャン!」
オバチャンにアリスはぶんぶんと手を振った。
「こんな美味しいお刺身食べたの、ほんと…初めてでした! もう、感謝感激ですよ!」
「あら…そうかい? そう言ってもらえると嬉しいねぇ」
アリスの言葉にオバチャンは笑顔になると、「たくさん食べていきなよ!」と言い残して去っていった。
「(^∇^)ノシ マタネ、オバチャーン…いや~、いい村よね。人は優しそうだし、魚は美味しいし…魚が美味しいってことは、陸の幸も美味しいってことだし…」
「…それも、【ばっちゃ】が言ったのか?」
「え? うん、せいかいっ!(o^-')b」
私が言うと、アリスは笑顔で答えた。こう見ていると、年相応の可愛らしい娘なのだが…
「…あ、ところでここの払いはアギってことで良いわよね?」
これだよ…( ̄_ ̄ i)
「だって、アギ、けっこうお金もってるんでしょ? わたし、急いで出てきたから、あんまり手持ちが無いのよね~(^ε^)♪マ、ソウイウコトデ」
「どういう理屈だ…(-_-メ」
そんなやり取りをしていると…
「ありゃ、こんばんは」
明るい声がする。若い女の子の声だ。
声の主は、酒場を一人で切り盛りする女の子…赤い帽子を浅く被り、白いベスト、赤いスカートをはいている。きりっとした意思の強そうな大きな瞳と明るい笑顔が印象的な、かわいらしい子だ。

彼女の方を何気なく見ていると、アリスがじと目で私のことを見ている事に気がついた。
「アギ…あんた、あんな子が好みなの?( ̄Д ̄;)ヒクワーッ」
「そんなわけあるまい…あの子やおまえくらいの年の娘がいてもいいくらいの歳だぞ、私は?┐( ̄ヘ ̄)┌ヤレヤレ」
酒場の看板娘…といった感じか。その姿、雰囲気はかつて狩りに行ったジャンボ村の酒場の看板娘、パティ嬢を思い出される。
すると…

「やぁ、こんばんは」
看板娘の挨拶に、若いハンターが応えた。挨拶は私たちに向けられたものではなかった。どうやら、村付きのハンターらしい。
「あら、ざんねん(´0ノ`*)オホホホッ」
「なにがだ…(-""-;)マッタク」
また、アリスが絡んでくる。それに顔をしかめつつ、私は看板娘とそのハンターの会話に興味を持ち、聞き耳を立てた。
(盗み聞き? 趣味が悪いわね~(`Δ´)モーッ)
(ほっとけ。会話の中から情報が得られることも多いだろう?)
(ま、それはあるけどね~)
私とアリスがコソコソ話す前で、看板娘が続けた。
「お、資源集めに続き、鉄鉱石集めも完了ですか! さすがはハンターさん、順風満帆ですね!」
看板娘がパチパチと手を叩く。それに若いハンターがちょっと頬を染めて照れ笑いを浮かべた。
看板娘も若いが、そのハンターも同じくらい若い。10代後半…といったところだろう。
…と、突然、看板娘の表情が変わった。
「しかし! 物事、そうそうトントン拍子には進まないって寸法なのです!」
(おっ?)
(なになに??)
突然の変化に、私とアリスはさらに聞き耳を立てる。若いハンターくんは、看板娘の口調の変化にちょっと戸惑っているようだった。
「お気づきの通り、ギルドからは依然として…」
ぐぐぐっ…と看板娘が拳を硬く握り締めるその姿に、我々の興味がさらに膨らむ。
「連絡ナシ、ですよ!。(;°皿°)クワッ」
大声と同時に、その大きな瞳をさらに見開いて叫んだ。
(:゙;`;:゙;`;・o(ロ≦〃)ブッ)
(ちょwwww)
「ええもう、商売あがったりですとも。でも、私に狩りはムリですしね。嗚呼、ここから応援するしかない切なさ…」
目を見開いたかと思うと、今度は両手を胸の前で組んで、伏し目がちになる。目じりに涙を浮かべそうな雰囲気だ。たまらず、ハンターくんがなにか声を掛けようとするが…
「…あ。そう言えば、村長さんが探していましたよ。話があるみたいですけど、もう聞きました?」
今度はあっけらかんと別な話題になった。しばらく二、三話をして、ハンターくんは酒場から出て行った。
「またね~ノシ」と手を振って笑顔で見送る看板娘。
(なかなか…できるわね、この子(・・;)ムムムッ)
(ああ…かわいい顔して、けっこうしたたかだな…( ̄_ ̄ i)ヤルナァ)
思わずさらに声を潜めて、私とアリスは囁きあった。
ミナガルデのベッキー嬢や、ジャンボ村のパティ嬢とはまた違った強さ、逞しさが感じられる…そう思った。
「いかがでした? うちの村で採れた魚の味は?」
ハンターくんが去って、仕事もひと段落したのだろう。看板娘が声を掛けてきた。
「いや…とても美味しかったよ。ごちそうさま」
食べた食器をまとめてカウンターまで運んでやると、看板娘は「ありがとうございます(^ε^)♪」と、笑顔を向けてくれた。
「あなたも大変ね。酒場を切り盛りした上に、ギルドとの交渉もしてるなんて」
「いえいえ、そんなことないですよ~(*^ー^)ノシ」
アリスの言葉に、看板娘はパタパタと手を振った。
「この村を盛り上げて、この村の平和を守るためですからっ!(o^-')bグッ」
本当にしっかりした子だ。私とアリスは顔を見合わせて頷きあった。
「…ですから、あのハンターさんには、もっともっと稼いでいただかなきゃ…(-_☆)ニヤリッ」
(本当に、しっかりした子だよ…(゚_゚i)タラーッ)
(そ、そうね…(^▽^;)コエーッ)
最後にボソッと言った看板娘の言葉に、私とアリスは顔を見合わせて苦笑いしたのだった。
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さて、いよいよ発売されました、【モンスターハンター3】!
すばらしい出来ですよ~~~www 前作MH2(ドス)からはや…2年? 3年? とにかく待たされましたよwww(据え置き機、完全新作的な意味で)
新武器【スラッシュアックス】、一新されたマップとモンスターたち…さまざまな新要素があるのですが、細かいところで「おーっ!!」と思ったのが、
【キャラクターたちの個性】
…ですw
冒頭のショートショート、モガの村のギルドの看板娘との会話をテーマに書いてたのですが、その中の、

「連絡ナシ、ですよ!」
…で、思わず「:゙;`;:゙;`;・o(ロ≦〃)ブッ」と吹いてしまいましたw
字の大きさが、そこの部分だけ、大きな文字になったのですよww
今まで、モンスターハンターの世界では、村の人や街の人って、ほんと、【背景】って感じだったのですよ。
ドスでこそ、ハンターと村人との関係が【住民→ハンター】へのクエスト依頼発生…という形で前面に出てきたのですが、今回、トライではそれがさらに強くなり、加えて、キャラクター一人一人の個性が強くなっている気がしますw
会話テキストを読み飛ばさず、じっくり読むと、けっこう面白いですよw
お勧めは、【ギルドの看板娘】と【武具屋の売り子】。売り子の方はテンションが異常ですw 看板娘の方は、『上げて落とす』のを心得ているような気がしますw
テキスト書いてる人、変わったのかなぁww
欲を言えば、各キャラクターに固有の【名前】があればもっと近しく感じるとおもうのですけどねw
では、またノシ
