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ぶんっ
頭上に振り上げた【獲物】を一気に目標めがけて叩きつける。
がこんっ
鈍い音を立て、【獲物】は狙い違わず、地面にめり込み大地を削った。白く乾いた表土に亀裂が走る。【獲物】の鉄製の刃が深く地面に穴を穿ち、私は【獲物】の柄に力を籠めるとそれを一気に自分の手元に引き寄せる。すると、乾いた表土の下から黒い土が顔を覗かせた。
「ふむっ…」
私はその一撃の結果に満足しつつ、更なる一撃を加えるべく【獲物】…【鍬】を再び頭上に振り上げた。
ぶんっ・・・がこんっ
同じ光景が繰り返される。振り上げ、叩きつけ、起こす。振り上げ、叩きつけ、起こす。振り上げ…
しばらくすると、砂漠特有の強い日差しに灼かれ、カラカラに乾燥した白い表土だけだったその場所には、水分を含んだ栄養満点の黒土が姿を現していた。
「こんな暑い所で、よくやるな~」
鍬を置き、畑の片隅で一息ついていると、「まいど~」っと、ちょっと気の抜けるような独特な言い回しで声をかけてきた者がいる。
声だけでわかる。ドンドルマ時代からの腐れ縁…とでも言おうか。
他のどのハンターよりも長く、私と共に狩り場に出ている…私がもっとも頼りとする男。いやさ、【漢】、タンクだ。
タンクは私に向かって何か液体の入ったビンを放り投げた。私はそれを受け取ると、貼ってあったラベルを見た。
「冷やしシキ茶か…助かる」
街の露店でよく売っている、東方の国【シキ国】の緑色のお茶を氷結晶で冷やした飲み物だ。
コルク製の栓を開けると、私はそれを一気に飲み干した。
口の中に深い苦味と冷たさが広がる。それと同時に、作業で火照った体がスーッと冷えていった。
「ふぅっ…」
一息ついた私をタンクが苦笑いしながら見ていた。
「ん? どうした?」
「いや~、ホント、よくやるなと思ってな。野菜や果物なんて…」
…と、タンクは私の管理する畑を見回した。
「この街じゃやってるヤツは他に一人もいないぞ」
まあ、その通りだ。
このロックラックの街はこの辺り…辺境地区の交易の一大拠点だ。
水上船に砂上船、それに飛空船と、砂漠地域を横断する輸送機関の補給と中継交易の場として栄えたこの街の市場には、他の街や村で考えられないほどの量と種類の物資が溢れている。
その街に住む住民の多くは、露店の店主や荷降ろし場の働き手として商業に関わっているか、この街を拠点として活動するハンターたちを支える仕事に就いている。
タンクの言う通り、生産に…特に農業に携わる者はこの街にはほとんどいなかった。
なにしろ、流通が盛んなため、売買される物が種類・量の両面で豊富で、自然、その価格も安いのだ。わざわざ畑で自分で作るより、市場で金を払って買った方が安上がりで、なにより楽だ。
「まあ、わかっちゃいるんだがな…習慣だな」
私が畑をやり始めたのは、駆け出しのハンターとして修行を始めたココット村のマイハウスの裏庭のごく小さな畑からだ。猫の額ほどの狭さの畑に 【砲丸レタス】を植えたのがスタートだった。
最初は、簡単な…報酬額の低いクエストしか受けれない自分のハンターとしての未熟さからくる収入の低さと、装備を強くしなければならないため、自然と大きくなる支出の大きさからジリ貧に陥った台所事情の足しになれば…そう思って始めた。
その後、ミナガルデやドンドルマ、ジャンボ村やポッケ村…ハンターとして活動する場所を変えるたび、私は土地を借りて畑をやってきていた。
「狩りの合間の息抜き、といったところだよ」
「ふむ…ま、確かに習慣と言うだけあって、手馴れてきたよな。このシモフリトマトなんて市場に出して売れそうだ」
私の答えに頷いたタンクが、近くの枝に生った【シモフリトマト】に手を伸ばした。そして、丸々と太ったその実を枝から外すと、ゴシゴシと服で擦ると、がぶりっ音を立てて豪快に齧り付いた。
びゅっ
…と、噛み破られた肉厚の果肉の間から、果汁が溢れ出た。
「おっと…」
慌ててタンクが口をシモフリトマトから離す。そんな彼に、タオルを手渡しながら、私は訊いた。
「どうだ? 美味いだろう」
「ああ。相変わらず、アギの育てたシモフリトマトは最高だな」
口をぬぐいながら出たタンクの賞賛の言葉に、私は照れつつ、
「ココットでやり始めて…上手く育つまで2年かかった。それからさらに試行錯誤を重ねてな。我ながら、今年のは特に良い出来だと思ってるよ」
…と、自分でもシモフリトマトをひとつ、枝からハサミで切り取り、表面についた細かい砂を軽く手で払って齧り付いた。
「うむ。美味い…」
そう言って、私は近くの木陰に置いた木造りのイスに腰掛けた。タンクにもひとつ勧め、彼もそれに腰掛けた。
強い日差しが木に遮られ、体で感じる暑さがだいぶ和らいだ。
時折吹く風が汗ばんだ体にここちよい。
「いいね。こういうゆったりとした時間も」
そう言って、タンクが笑った。
「だろう?」
気持ちのいい風に身をさらしながら、私もまた笑顔で彼に言ったのだった。
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昨日はちょっと遅く、22時すぎにオンライン。
フレンドリストを見ると、サドマルさんが野良さんで構成された4人街に。タンクさん、アリスさん、ミュカレさん、タゴサクさんが【仲間と遊んでいます】街で遊んでおられました。
そこで、タンクさんたちの街にフレンドジャンプ。
到着すると、タンクさんたちはクエストに出ていました。おそらく、ハンターランク的に低め、発展途上中のミュカレさんとタゴサクさんのお二人のHRP稼ぎに出ていたんだと思います。
街はちょうど4人(同じクエストには4人まで同時に参加できます)でしたから、私は一人で採集クエに出ましたw 目当ては武器の強化に使う【巨大真珠】と、【回復薬G】のための【ハチミツ】です。
特にハチミツは、強化に強化を重ねても防御力70前後の【ボーンシリーズ】で☆3ランクのクエスト(リオレウスやウラガンキン、ベリオロスといった強力なモンスター)に挑むため、異常に消耗が激しいのですo(;△;)o
なにせ、【食事】で体力を150にしていますが、それらモンスターの強めの一撃を食らうと、一気に残り30くらいまでぐーんっと減ってしまいますから、同じ☆3ランクのハンターである、タンクさんやアリスさんと☆3クエストに逝くときには、
【回復薬グレート】 10個
【回復薬】 10個
【薬草】 10個
【アオキノコ】 10個
【ハチミツ】 あるだけ
…を持ち込みますw 薬草とアオキノコは、回復薬を現地調合するため。ハチミツもまた、回復薬グレートの調合用です。
「だったら、ボーンからもっと強い防具に変えればいいんでね?(`Δ´)」
…という至極もっともなご意見が聞こえてきそうですが、
「だって好きなんだもーん。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。ブワワワッ」
…とわがままを通していますw
無印、G、P、ドス、P2、P2G、そして3(トライ)と、やってきたシリーズを通じて、私のメイン装備は【ボーン】なんですよねヽ(゜▽、゜)ノボーン
ドスとかでも、最大強化した【ボーンS】シリーズでラージャンやテオ、クシャルダオラといった上位モンスターに挑んでましたw その時も、パーティーの仲間の防御の平均が450~500の時に、311でしたから、苦戦に苦戦を重ねてきました。
いま、トライだとタンクさんやアリスさんの防御力が130~140くらい。ノーマルボーン(強化途上)で約70ですから、毎クエが命がけですw おちおち寝落ちも出来ませんw
…なんて書くと、
タン 「寝落ち者には死を!。(;°皿°)クワッ」 …というタンクさんの決め台詞が聞こえてきそうですが((((((ノ゚⊿゚)ノアワワワワッ
ま、継続は力なり、と言いますか…
【 アギ = ボーン 】…と印象付けるのが目的でもありますw 個性的でキャラが立つじゃないですかw…自己弁護ですがw
…話が逸れましたが、採取クエから戻ると、タンクさんが入浴のため一時離席。ミュカレさんが、FF11にご移動。
アリスさんとタゴサクさんとイベントクエスト【ドスジャギィ4頭討伐】へ。
あっさり討伐して戻ってくると、タゴサクさん、アリスさんと続けれおやすみにo(TωT )ノシ オヤス…ミーーーーー!
戻ってきたタンクさんと2人になりましたので、クエに行こうかと思ったのですが、雑談が始まり、その後、翌午前1時くらいまで、まったりとチャットしていました。
話した内容は、最近のモンハン事情や、出会ったフレさんたちのこと。今までに読んだモンハン小説のこと…
アギ「魂を継ぐ者2巻のモノブロスがゲネポスを蹴散らすところが好きですww」
タン「あーあそこね~w」
…とかとかw あと、
タン「受付嬢のセリフって、アギのアコに似てるよね~ 丁寧に話していて、いきなり叫ぶトコとか」
アギ「えええええっww」
…たしかに、アリスさんからも、
アリ「あの受付嬢、アギさんの『芸風』と似てますよねw」
芸風っすかwww いや、ありがとうございますwww
私、前に記事でも書きましたが、あのモガの村の受付嬢の娘が大好きです!w
まあ、などなど。ゆっくりたっぷり話しましたww
狩りだけではなく、こういったところも、モンハンオンラインの醍醐味だと思っておりますww
いいですよね。気心知れたフレさんとの時間ってw リアルフレとは一味違った付き合い、楽しさがありますw
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「ところで…」
ひとしきり話が終わったころ、タンクが言った。
「ん?…どうした?」
私が答えると、タンクは畑の一角、【炎熱マンゴー】が生っている木のところを指差した。
「あそこで見たことある顔のヤツが、何かゴソゴソやっているんだが…」
「見たことある顔のヤツだと?」
タンクの言葉に、私は彼の指差す方を見た。そこには…
◆ ◆ ◆
※仕事に行くため、続きはまた後で~~~…まあ、【畑】ときたら、【ヤツ】は
あの人の他はないのですがw
では、またノシ