こぶとりじいさん

タイトルは私の言葉から(・・。)ゞポリポリ 『ファン』の部分は『顧客』にもなります。
タイトル絵は…WEBで見つけた童話の絵w 本文を読むと『あ、なるほど(^O^)』と思うかもw



昔話です。


昔々、あるところに一人のサラリーマンがいました。

サラリーマンは地方の小売店チェーンに勤めていました。

サラリーマンは店長になりたてのぺーぺーでした。

ある日、サラリーマンのお店の近くにライバル店が出店することになりました。

サラリーマンのお店はその町に1件だけあるドラッグストア。

ライバル店との1対1のガチバトルになりそうです。

どうしよう。

ある日、鬼ヶ島(本社)からオニ(幹部)が集まって会議をしました。

その会議の中にサラリーマンも居心地が悪そうにして座っていました。

難しい数字が飛び交う会議。

お店のレイアウトの変更や商品の値段の設定…

若葉マークのついたぺーぺー店長のサラリーマンはパニックに陥りました。

すると、会議の最後の方で、そこにいた中で一番えらいオニが言いました。

「店長。君が作った資料の他に、店側から何か意見はありますか?」

オニたちの目が店長にあつまります。

(そんな振り、聞いてないよ~~)

サラリーマンは心の中で“うえしまりゅうへい”のように叫びました。


でも…


意を決したサラリーマンは前から思っていたことを言ってみました。

「レジを打っていて思ってたのですが…老人介護用の紙オムツの売り場の棚を現在の3段から、2段に変更できないかと思います」

オニたちがざわめきました。

サラリーマンはビビリました。

でも、話し続けました。

「…大人用紙おむつを買いに来るお客様はほとんど女性です。老老介護で旦那さんを介護する奥さんや、姑さんや舅さんを介護するお嫁さんなど…そういった方たちが、大きな大人用紙オムツの包みを最上段から取るのは大変だと…3段から2段にすることによって、買いやすくなるのではないかと思います」

オニたちから失笑が漏れました。

オニたちは言いました。

「店長、それをやると、商品の陳列量が減って、商品補充の頻度が上がって店の作業量が増えると思うんだよね」

別のオニが続けました。

「それに、今の商品の品目数で棚を一段減らすと、大人用紙オムツ売り場の面積を拡げなければならないよね? そうすると、他のカテゴリーの面積が狭くなるよ。またレイアウトを作り変えなければならないよね?」

オニたちの発言は堂々としていて、サラリーマンはどんどん小さくなっていきました。

サラリーマンはうちでの小槌(言葉の圧力)で豆粒くらいに小さくなりました。

オニたちは、経営側の論理で小生意気な現場の意見を完膚無きまでに叩き潰すと、会議を終了しようとしました。

(やっぱり言うんじゃなかった…)

サラリーマンは発言したことを後悔しました。



そのときです。



「ちょっと待って」

今まで黙ってサラリーマンの話を聞いていた一番えらいオニが口を開きました。

「ちょっと待って。あなたたち、今の話を最初から『無理だ』って決め付けたけど、本当にそうなの?」

他のオニたちはびっくりした顔をしました。

サラリーマンもびっくりした顔をしました。

「ライバル店に勝つには…お客様に喜んでもらうためには、こういう現場の意見が大切なんじゃないの?」

一番えらいオニはそう他のオニたちを一喝すると、サラリーマンに言いました。

「店長、ありがとう。今の意見、参考にしてみます」

そう言うと、一番えらいオニは、他のオニたちを引き連れて、鬼ヶ島へ帰っていきました。

サラリーマンはホッとしました。



そして…



サラリーマンは感激しました。

サラリーマンはその時さらに、『お客様のためにこれからも働いていこう』と決意を新たにしたのでした。


どんど晴れ




昔の話さ゚゚゚゚゚-y(=。=)。o0○
その会社かい? さぁな…聞いた話じゃ、今では110店舗を超える中堅チェーンになったらしいな( ̄▽ ̄)=3
え? そうさな…俺が入社したときは10店舗くらいだったよ(.. )つY マスター オカワリ



アギは遠くを見つめている…