☆新・大和の神々/14 柿本神社・影現寺のチンポンカンポン祭り(葛城市柿本) - 人麻呂しのび盛大に

 

 

万葉集を代表する歌人、柿本人麻呂にちなんだ年中行事「チンポンカンポン祭り」。葛城市柿本の柿本神社と影現寺(ようげんじ)では命日に合わせた418日、地域住民が人麻呂をしのぶとともに一年の豊作を願う。

 柿本人麻呂は生没年不詳。万葉集に収められた歌88首の時期から、持統天皇から文武天皇の時代に活躍したと考えられている。平安時代の「古今和歌集」では「歌の聖(ひじり)」と称され、後世には和歌の神様として神格化された。

(5月11日(土)奈良新聞〈一部抜粋〉)

 

写真は過去のもの