☆倫理審査委員の適格化求め申入書 葛城の住民団体
 
 
奈良県葛城市の西井覚市議(70)が代表を務めていた「加守地域保全向上委員会」が行政の交付金を不正受給していた問題を検討する市政治倫理審査会について、同問題の住民訴訟を提起した「加守原告団」(吉川悦義代表)が8日、委員の川崎祥記弁護士を不適格とする申入書を同市と市議会、市政治倫理審査会に提出した。申入書によると、審査会では市の事務の検証も対象になるため、市の顧問弁護士を務める川崎氏について「『倫理審査委員は公平かつ適切に職務を遂行』(市政治倫理条例6条3項)することは困難」とし、審理に関与しないよう求めている。
(6月9日(金)奈良新聞〈一部抜粋〉)