☆大震災で派遣の葛城市職員らが観音像寄贈 陸前高田と続く交流
 
 
 日本大震災の発生から11年がたち、岩手県陸前高田市では、奈良県から震災まもない時期に応援に訪れた葛城市の職員が中心となって寄贈した観音像が、鎮魂や慰霊の象徴として地元のお堂に静かに納められています。
東日本大震災では、奈良県内からも県庁や奈良市など複数の自治体が東北各地に職員を派遣し、復興を支援しました。
このうちのひとり、葛城市職員の西川好彦さんは、発生翌年の2012年に2か月間、岩手県陸前高田市に派遣され、その後、多くの寺社関係者の協力も得ながら、津波で失われた地元の名勝・高田松原の松の木で観音像を制作して、市内に再建されたお堂に納めるなど交流を続けてきました。
(3月14日(月)NHK〈一部抜粋〉)