☆道路標識が倒壊、原因は犬の小便? 警察が緊急点検へ
奈良県葛城市の交差点で3日、道路標識が倒れているのが見つかった。犬の小便などの影響で、支柱の根元が腐食したことが原因らしい。こうした標識の倒壊で、通行人がけがをした事例も過去にある。今回の倒壊を受けて、県警は大型標識を緊急点検する。
県警によると、3日午前10時20分ごろ、奈良県葛城市弁之庄の交差点北側に立っていた道路標識が倒れていると通行人の女性から署に通報があった。けが人はなかった。
標識は高さ約5メートル。鉄製の支柱は直径約15センチ、厚さ約5ミリ。1996年設置で、一時停止や横断歩道などを示していた。支柱の下部に変色があったといい、犬の小便などの影響でさび、強風にあおられて折れたと県警はみている。
(1月7日(日)朝日新聞朝刊〈一部抜粋〉)