☆1万4000円割引のはずが、3500円に? GoToトラベル割引上限額引き下げ相次ぐ


政府の観光支援策「Go Toトラベル」を巡り、大手宿泊予約サイトで割引上限額を引き下げる動きが相次いでいる。10月から東京が割引対象となったことから利用者が急増し、国から各社に配分された予算が少なくなってきたことが原因と見られる。
1人1泊当たりの割引上限額を引き下げたのは、じゃらん▽一休・com▽ヤフートラベル。従来は最大「1万4000円」の割引だったが、10月10日以降に予約した旅行からは最大「3500円」まで引き下げた。9日に各社のホームページで一斉に公表された。
GoToトラベルの予算について、国は各社の前年度の販売実績などに基づいて配分している。ヤフートラベルの広報担当者は「割り当てられた予算を鑑みたとき、割引上限額を引き下げた方がより多くの人に利用してもらえると判断した。予算は枯渇しているわけではないが、そういう可能性も出てきた」と説明する。
(10月12日(月)毎日新聞朝刊〈一部抜粋〉)