☆当麻寺・西塔「創建当初に近い姿」 - 本格修理ほぼ完了/葛城 

古代の東西三重塔が一対で唯一残る当麻寺(葛城市)で、約1世紀ぶりに行われていた国宝・西塔(約25メートル)の本格修理がほぼ完了した。県文化財保存課は「建立当初に近い姿を取り戻した」としている。
当麻寺の東塔は奈良時代、西塔は平安前期の建物と考えられていたが、今回の修理で組物の様式・技法を再検討し、西塔の初層は平安前期、二・三重は平安後期と推定した。 
(3月11日(水)奈良新聞〈一部抜粋〉)