☆経本を広げる「略読」 住民ら参加し虫干し兼ね600巻 

奈良・葛城の置恩寺奈良時代の建立と伝わる置恩寺(奈良県葛城市寺口)で19日、寺の保管する経本約600巻を僧侶と地域住民が略読(転読)する「置恩寺会式」があった。今年は新型コロナウイルスの影響で参加人数を減らし、恒例の餅まきも各戸配布に変更。マスク姿の僧らが読経する中、住民らは蛇腹状に畳まれた経本を次々と開いて略読した。(4月20日(月)毎日新聞朝刊〈一部抜粋〉)