目先の利益にとらわれないための時間長者になる方法

睡眠をうまく使える人は時間長者になれる理由はどこにあるのか

ここ1週間の間で夜遅くになって、もう寝ないといけないのにスマホを見続けてしまったことはないですか

ダメだとわかっているのに、つい手放せないっていう状態

仕事でもないのに、気になって仕方がない

ありましたか？

睡眠に限らず、時間を上手に使いたいという願いはだれかれ持っているのに、どうしてうまく使えない人が多い

その原因はなんでしょうか

実は忙しくて時間が足りないとか、もっと自由に使える時間が欲しいと望むことにはある欠点があります

心理学者であるアヌジ・シャーが調査した結果によると、私たちには時間に限らず”足りない”という思考をもつと目先の利益を追ってしまう傾向があるといいます。

なかでも”お金が足りない”、”時間が足りない”といった感情にはこの傾向が強く現れます。

これは成績がほぼ互角にある学生らを対象とした実験で、一方の学生たちにだけ他の学生よりも勉強できる時間が短く制限されました

勿論、学生たちは自分たちの使える”時間は短い”ことを自覚していますから、必死に勉強します

結果はほぼ互角でした。

この実験の面白いところはこの次です

次は、それまで時間を制限されていた学生らに”1日に一定時間を借りることが出来る”という選択肢が与えられました。

しかし、合計で使える総時間は変えられないから”借りた分の時間は、次のテストまでに使える残りの時間から差し引く”という条件付きです

あなたならどうしますか

学生たちは、長期的に損だとわかっていながら”目先の時間（利益）”に飛びつきました。

次の結果はどうだったか

散々でした。前回のテストでは互角であったのに、今回のテストでは大きく差をあけられてしまったのです。

もしあなたが時間長者になりたいのであれば、”足りない”ことを欠点だと思わないことです

”足りない”ことをアイデアの厳選や集中力の根拠とすべき、と考えてみましょう

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