ご無沙汰デス | ミニピン べるのアジリティー奮戦記

ミニピン べるのアジリティー奮戦記

カリフォニアでミニピンシンバ14歳フィオナ8歳パワーパフ0歳とともにアジリティー人生を突き進む女ひとり

ご無沙汰です。

サンクスギビング頃から疲れやすく、あまり調子がよくなかったんですが、
お医者さんにいったら、婦人科系の病気で、手術が必要とのこと。
先週手術をして、無事生還しました。

アメリカでは、日本と違って、入院も最小限で、自宅療養にすぐ切り替わります。
In Patient(手術当日だけで入院なし)とOut Patient(入院あり)というのがあって、
友達によると私のようにOut Patientは大掛かりな手術の分類にはいるようです。

私はおなかを20cmほど切ったんですが、当日手術2時間前に病院に行って、3日後には
退院の超スピード入院。手術前検査は3日前に血液検査、胸のX-rayとEKGを病院でおこなっただけ。
日本は手術前に入院ですが、こちらでは手術前には入院しません。
前日は深夜12時以降に何も食べないようにと飲まないようにと言われただけでそれ以外にはなにも事前の用意なし。
同じ手術した友人は前日に下剤みたいなのを飲んで前日はトイレに行き続けたと
言ってましたが、私の先生はそんなことも必要なしといわれました。

手術当日は洋服だけで、他になにも持っていけません。時計もだめ。
大部屋がブースに仕切られている手術控え室に案内されてたら、ほかの手術待ちの人々が
たくさんベッドに横たわってました。
洋服は袋に入れて、手術着に着替え、ベッドに横たわっていると、麻酔の先生が来て、
質問はないですかとか聞かれます。点滴もいれて、手術の時間になったら、ベッドごと手術室に連れて行かれます。
気分はまるでジェットコースターの出発待ちのよう。手術の終了を待っている
家族の控え室みたいなところを通っていったとき成田空港の到着ロビーの縮小版を見てるようでした。

手術室に入ったら、先生がまだいなくて、ナースの人が手術用具の数を数えていました。
話を2~3分してたら、眠くなり、次に起きたら、もう手術は終了、リカバリールームにいました。
ここも大部屋でいくつかのブースにカーテンで区切られていて、他の手術を終わった人たちがたくさんベッドに横たわっていました。ここで2時間ほど、麻酔が完全にきれて、頭がしっかりするまで待機でした。
もちろん、ナースが何人かに一人付きっ切りで、血圧とかいろいろ図ってます。
同じ部屋では大声で泣いてる人もいたけど、なんで泣いてるのかは全然理解できず。。

そこをでたら、病室にベッドのまま運ばれました。ラッキーなことに個室。
テレビも病室についてるし、おまけにトイレもある。
病室にネットはなかったけど、携帯も制限なし。なんにも制限なし。
食事も朝6:30~夕方6:30にルームサービスでメニューのなかから、選んで何回でもオーダーできる。
あいにく、当日と翌日はスープとかジュースとかしか頼めなかったけど、退院当日はなんでも食べられる許可がでたのでホットケーキも朝6:30からオーダーして、退院まで、ジュースも何度も頼みました。

手術の翌日には病院のフロアを一周点滴のまま歩かされ、いすに30分ほど座らされました。安静よりも足を動かして血栓をふせぐことが重要らしく、トイレも次の日には自分で歩いていかされます。
これはさすがに辛かった。

何時間おきかに血圧を測りにきてくれましたが、
ナースやアシスタントナースも毎回違う人。
クリスマス前だったので、入院患者もみんな退院か一時退院かわかれないけど、満杯ではなくて、ナースも数が少なかったです。
そのため、点滴の電源をとってトイレにアシストしてもらいたかったんだけど、
人が少いので、ポータブルトイレをベッドの横において、それに行ってくださいを言われました。
点滴をしていたためか、時には15分おきにトイレに行きたくなって、
そのたび、自力で起き上がらなければいけなくて、大変でした。


先生は毎朝7時ごろ検診に来てくれました。病院にいるわけではなく、近くのクリニックに
いるのでたぶんクリニック出勤前に患者を診てまわってるんでしょう。
退院当日も”今日退院したかったら、何時にでも退院していいよ”みたいな感じで、
カジュアルな感じ。

今は家で普通の生活をしてます。重いものは6週間ほど持ち上げないようにといわれましたが、
退院翌日より、普通のものをたべて飲んで、シャワーも入ってオーケーと言われました。
今日で手術より一週間がたちましたが、かなり順調に回復していて、
きのうはもう車の運転もして、スーパーにも行って買い物に行ってきました。

退院してからはももばかさんがうちに泊まってくれてます。入院中も必要なものを持ってきてくれて、
本当に感謝。なにせ、何も持っていけなかったから、ももばかさんがいなかったら、入院もできなかったので、感謝感謝。ももばかさん、どうもありがとう。