今日はギリシャのスイーツ♪


宝石赤Τάρτα με φυστίκια Αιγίνης και σύκα

ピスタチオとイチジクのタルト


ギリシャの名産品

ピスタチオとイチジクを使ったタルト。




前回は

ピスタチオとイチジクについて

ギリシャの写真をご紹介しました。


『イチジクとピスタチオ』今日はギリシャのスイーツ♪Τάρτα με φυστίκια Αιγίνης και σύκαピスタチオとイチジクのタルトギリシャ料理のレシピから、ギリシャら…リンクameblo.jp


今回は

ギリシャのお料理雑誌に掲載されていた

ピスタチオとイチジクのタルトを

作ります。


と言っても

日本では全く同じにならないので

作りやすくアレンジしました。


オリジナルレシピはこちら▼


Συνταγή: Τάρτα με φυστίκια Αιγίνης και σύκα - Gastronomos.grΠληθωρική σε γεύση και αρώματα, έχοντας ως βάση τα φρέσκα σύκα και τα φυστίκια Αιγίνης, αυτή η τάρτα είναι ο ορισμός του ελληνικού καλοκαιριού.リンクwww.gastronomos.gr



まずは生地作り。


レシピの半量で作ったのに

16cmタルトが3台作れた…キョロキョロ


オリジナルレシピは

20cmで作っているようですが

多分、生地の厚みも高さも

結構あると思います。

(それでも絶対余るはずチュー)


私が使ったのは

タルト用セルクル。


オリジナルレシピを見ると

側面が波型のタルト型なので。


側面が波型のタルト型も可愛いけれど、

セルクルは扱いやすいし便利。


お好みのものでいいと思います。


では、材料を。

オリジナルレシピとは少し違います。


【生地】

直径16cmセルクル3台分


薄力粉100g

皮つきアーモンド40g

バター62g

粉砂糖20g

卵1/2個分

水15g

塩少々


皮付きのアーモンドは

ローストしてある無塩のものを、

フードプロセッサで粉々にします。


オリジナルレシピは

ピスタチオで作っていますが、

フィリングがピスタチオなので

ちょっとくどいかも。

と思ってアーモンドにしました。


全部の材料を混ぜて

冷蔵庫で30分以上休ませてから使います。

前日に作っても大丈夫。


使う前に軽く練り直して

丸く伸ばしてから型に敷き込みます。

こうすると生地を伸ばす時に

割れにくいのです。


打粉は強力粉を少々。


セルクルだと

型に何も塗らなくてオッケー。

生地にも油を含んでいるので。


余った生地は冷凍保存できます。

使う時は半日くらいかけて

ゆっくり冷蔵庫で解凍。




まず生地を焼きます


タルトストーン、絶対どこかにあるはず〜

見つからないので

まさかのスペインのミニ土鍋

「カスエラ」で代用爆笑


耐熱で重しになれば何でもいいんですよねチュー

但し、重すぎると生地がくっつくので注意。


160度20分。

最後の5分は重しとホイルも外して

生地の表面を焼きます。




【フィリング】


なかなか日本では

ギリシャのピスタチオが手に入りませんよね。


そして、製菓用の

薄皮を剥いたピスタチオ、

結構高いです。


なので、おつまみ用のピスタチオで

作っちゃいます。


おつまみ用なので少し塩味がついています。

でも大丈夫口笛

あまり塩辛いのは避けてね。


もちろん、

美味しいピスタチオが

手に入ったら

それに越したことはありませんウインク



ピスタチオは殻を剥きます。


薄皮は手で触って外れるものだけ

剥きます。




飾り用に4粒くらい取り分けておいて、

あとはフードプロセッサで粉々にします。

薄力粉小さじ2を一緒に回すとよいです。


生地に使うアーモンドも

こんな感じで粉々にしています。



では材料を。

直径16cmセルクル1台分です。


ピスタチオ(中身)38g

薄力粉小さじ2

バター38g

粉砂糖20g

卵1/2個分


ピスタチオは

殻付きで76g

殻を剥いて、飾り用を取り分けた残りが38g


バターとピスタチオを同量にして

お砂糖は半量です。


甘いものが大好きなギリシャのこと、

オリジナルレシピは

バター、ピスタチオ、お砂糖が同量です。


半量にするとかなり甘さ控えめなので、

お好みでどうぞ。


使うお砂糖も

ギリシャはグラニュー糖だと思います。

私はこういうものは滑らかに作りたいので

粉砂糖で作ります。



こんな感じで

バターを柔らかくしてから

お砂糖と混ぜます。


バターはラップに包んで

20秒くらいレンジにかければ

柔らかくなります。


レンジによって違うので

見張っていてくださいね。

くれぐれも溶かさないように。


全ての材料を混ぜたら

ラップに包んで冷蔵庫で休ませます。


最低30分かな。

レシピでは8時間休ませるように

記載されていますが

そんなには必要ないと思います。


バターが入っているので

冷えればしっかり固まりますが

テキトーに手で割って使えば問題なしウインク





【焼成】


冷ましたタルト生地に

ピスタチオクリームのフィリングを入れます。


というか、置きます、って感じ。


平らにしようとしなくて大丈夫。

だってイチジクを飾るから。


イチジクは

枝についていた側の細い所を切り落とし、

手で3等分くらいして配置。


私はイチジクを2個使って

6ヶ所に置きました。


イチジクに軽くきび砂糖を振って

オーブンへ。


この辺はオリジナルレシピとは違いますが、

日本の大きくてジューシーなイチジクは

小さい方が焼いている時に水分が出ることと、

表面をカラメライズさせた方が美味しいはず、

って事で。


170度30分ちょっと


イチジクの大きさや量によって

焼き時間は調整します。


冷めたら

粉砂糖と飾り用のピスタチオを散らします。


飾り用のピスタチオは

袋に入れて(私は買ってきた袋に入れておきます)

ガラス瓶の底でガンガン叩けば

粉々になります爆笑



上記写真は

小さめのイチジクを3等分しています。


見た目も食べても

バランスがいいと思います。



上記写真は

大きめのイチジクを3等分です。


かなりぎゅうぎゅうで

これも美味しいのですがお好みで。


焼き時間は35-40分くらい。




上記写真は

欲張ってイチジクを乗せてみたバージョン。


焼く前の状態は下記写真を参照。


こうするとかなり水分が出ます。

焼いている途中も溢れてきます。


それでもめげずに焼き続けること

合計で45-50分。


水分も蒸発して焼き上がります。







上記写真は

イチジクをたっぷり乗せたので

フィリングのピスタチオクリームも

ちょっと柔らかめ。


ですが原因はそれだけではなく、

粉の違いがあります。


上記はコーンスターチ、

下記は薄力粉を使っています。


下記の方が生地感がありますよね。


たった小さじ2杯ですが

こんなに違います。


好みではありますが

この場合、

収まりがいいのは

薄力粉ではないかと思います。




余談ですが、

お皿の模様もイチジクです。


ウエッジウッドのアシュフォード。

お気に入りのお皿です。



では

オリジナルレシピをもう一度。


Συνταγή: Τάρτα με φυστίκια Αιγίνης και σύκα - Gastronomos.grΠληθωρική σε γεύση και αρώματα, έχοντας ως βάση τα φρέσκα σύκα και τα φυστίκια Αιγίνης, αυτή η τάρτα είναι ο ορισμός του ελληνικού καλοκαιριού.リンクwww.gastronomos.gr


日本のイチジクは

こんな風には焼き上がらないと思うチュー


おつまみピスタチオだけど

かなり香りがいいのでおすすめ。


ギリシャでは夏の風味だけれど

日本は秋の味覚に近いかな。