My 100 Greek Pie Project

#2. ほうれん草とフェタチーズのパイ
Σπανακοτυρόπιτα

生地: 手作り
中身: ほうれん草とフェタチーズ
形: 丸
地域: 全土
出典: 「ギリシャ料理に誘われてアテネへ」
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あれ?
1回目と同じじゃない?

その通りですニヤリ

ほうれん草とフェタチーズの組み合わせは
ギリシャのピタ(パイ)では
テッパンの組み合わせ。

でも
生地が違うと、
作る人が違うと、
全然違うものになるんだなー。
ふふふ。





【生地の材料】

生地の配合はこちらの本からなので
詳しくは書けませんが、
基本的な材料で、
粉、水、塩、お酢(レモン)、オリーブオイルです。

便宜上、パイ生地#Bと呼びます。

私は強力粉と薄力粉を混ぜたり、
フランスパン用、準強力粉を使ったりします。


強力粉が多めだと
バリっと強めの生地になるので
お好みで選べばいいと思います。




おもしろいのが
ピタ(パイ)の層の作り方。




伸ばした生地の中央を残し、
周囲に放射状に切り目を入れます。




オイルを塗って重ねたら、




パイ皿の大きさに伸ばします。

これで層が出来ちゃうわけ。

これを2枚、底と蓋用に作ります。



ギリシャでパイのお店をしている別の方も
この方法を教えてくださったので、
ギリシャでは手軽な方法として
浸透しているのでしょう。

お店では一般的に
とても広いスペースを使って
とても大きく薄く生地を伸ばして
作っていますから。

これなら家でできますもんね。


【中身】

これまたこちらの本からなので
詳しくは書けませんが、
ほうれん草、フェタチーズとハーブ数種類が
基本構成です。




【組み立て】

生地にフィリングを乗せて




上の生地も被せます。

切り目を入れて
オリーブオイルを塗って
オーブンへ。




焼く前に、予め
切り目を入れておきます。

完全に切れている必要はないのだけど、
これがないまま
焼き上がりに切ると、
ナイフを入れたところから
あちこち勝手に割れ目が広がって
綺麗に切れないためです。




焼き上がり。

ギリシャで食べるよりしっとり。

ちょっとフィリングが多かったかな。

パリパリ生地に
フィリングをたっぷり食べる感じ。

これに限らず、大体、
日本でよく使うくらいのパイ皿1個で
ほうれん草2束くらいが目安です。




層はこんな感じにできます。
パリパリ。








この日一緒にいただいたのは
イタリアのレシピでイカのトマト煮。

トマトにアンチョビやケイパーを加えた
濃厚ソース。

ピタ(パイ)はおやつ的位置づけだけど
家ではお食事メニューにしたいので、
何を合わせようか、いつも考えます。

うん。これはよかった。







Καλή όρεξη!!
カリ・オレクシ!
 (ギリシャ語でBon appetite!!)


宝石ブルー出典