最近、自分の思いを受け入れられなかったことを

不服として相手を傷付ける事件が立て続けに

起きてしまっていますね。







どのような背景があるのか、全てを知っている

わけではないので一概には言えませんが、

自分の理想や気持ちを押し付けるばかりでは、

相手の気持ちを自分に向けるのは難しいと

思います。





私も、私の周りの人達も、仕事先にて

お客さんや仕事の関係者に一方的に好かれて

待ち伏せされたりした経験がありますが、皆

『そんなに思ってくれるなんて素敵、嬉しい💖』

とはならず、『すごく恐かった…』

と言っていました。






私自身は、相手は少し年上の人だったので、

のらりくらりとかわしつつ、

最終的に同年代の別の女性に目を向けて

もらえるよう誘導し、相手に新しく彼女が

出来てハッピーにバイバイ出来ました。






ちょっと話は変わりますが、推し活とかしてても、

推しが自分の思う通りに動いてくれなくて

怒る・文句言うファンとかもいますよね。





イベントとかの時で待ってる時とかに、

まだ?みたいなイライラを出しちゃったり、

スタッフさんとかに態度悪い人。






私は好きな人(推し)には負担かけたくないから、

待つ時もなるべく態度に出さないよう

気を付けるし、スタッフさんにも礼儀正しく

対応するようにしてたら、次回行った時とかも

すごく丁寧に接してもらえて、めちゃくちゃ

嬉しいな〜、みたいな。






相手がまともな人なら、気遣いってちゃんと

伝わるし、逆に、自分の好意を利用しようと

するだけの人からは離れるべきだと思う。





人を見る目を養うことが大切ですね。





私は、母方の祖母と伯母が大変心配性な人達で、

子どもの頃から

『付き合う人間はよく考えて選びなさい』

と言われてきたので、自分に良くしてくれる人・

可愛がってくれる人を見つけるのが得意な方です。






そして『ライン(線)を引く』のも得意です。





韓国の名画『パラサイト』では、線引きを誤った

一家が悲惨な最期を遂げる様を描いていますが、

そこでも『ラインを守る』ことの大切さを

説いています。





やり過ぎは破滅を招きます。






近年は論破ブーム等も相まって、

『己の正しさを主張し、

相手を捻じ伏せるのがカッコイイ』

みたいな風潮が出来てますが、私は逆に、

間違ってたら素直にゴメンナサイと謝れる人が

真にカッコイイ人だと考えます。






己の過ちを認め謝罪することは、とても

勇気の要ることだからです。





負けるが勝ち、とはよく言ったもの。





行き過ぎた正論や追求は、人を追い込みます。






あと誰かが『お金だけを追ってたら、それだけに

なって、結果、自分も相手も追い込むことになる』

って言ってたけど、それも本当その通りだと思う。






明治時代の名作文学

『金色夜叉(こんじきやしゃ)』も、

愛と金を軸に物語が展開されますよね。






そう考えると、愛とお金にまつわる物語や事件は

古今東西あるし、人間が生きて行く上で

切り離せない因果なテーマなんだな…と

改めて感じたのでした。