ゲームとわたし
テレビゲームは、子どもとの共通の話題なので大切にしています。
昭和58年生まれのわたしは、ファミコン・スーパーファミコン全盛期に育ち、弟とよくゲームをしていました。
しかしわたしはアクションゲームが下手で、マリオとかゼルダとか挑戦したけどできなかったです。(すぐやられちゃう)
子どもたちが最もプレイしている「マイクラ」もやってみたけど、ゲーム酔いがひどくて断念。
そして長年お世話になっていた「テラリア」は、最近やっとラスボスを倒しエンディングを迎えました。
トータルで7年くらいかかってしまったけど…
乙女ゲームデビュー
簡単な操作でできるゲームって無いかな?と探していたところ、乙女ゲームを見つけたので
これなら操作の技術は必要ないのでは?と初めてプレイしてみることにしました。
うちは娘がふたりいるので「男性キャラの中でどの人がタイプ?」なんて話で盛り上がったり
人の気持ちを察しにくいASD長女にはゲームをプレイしながら人の気持ちを説明できるかも?と言う考えもありました。
プレイするゲームを選ぼうと思ったのですが、種類が豊富!すごくたくさん出ているんですね。
どうしようか迷ったあげく、ネットで上から順番に見ていって、好きな声優さんが出演しているものに決めました。
ネット注文の商品が届き、パッケージを見たら「CERO:D」…17歳以上対象のゲームでした。
(注文するときによく見ていなかった…汗)
子どもたちは中学生と小学生なので一緒にプレイすることはあきらめ、
ひとりでコソコソプレイすることにしました。
文字を読んでゲームを進めるノベルゲームは、中学生のときにプレイした「かまいたちの夜」以来でしたので
始まった瞬間「セリフを声優さんが全部話してくれるんだ!絵がものすごく綺麗!まばたきしてる!しゃべってるみたいに口も動いてる!」と大興奮でした。
文字を読むのは好きだし、これは楽しいなって思いました。
何で17歳以上対象なんだろう?もしかしてちょっとエッチな表現があるのかな?なんてのんきに考えていました。
ネタバレを読むのを恐れて、レビューは一切読まずに購入したので、どういうゲームか知らなかったのです。
物語を進めていくにつれて、暴力・出血・死…
あ…これは確かに17歳以上対象だわ…と思いました。
それ以上に話の展開が面白くて、どんどん進めていったのですが
何度やっても、好きな声優さんが演じているキャラクターは悲しい結末にしかならず
有識者の意見を求めて、ネットで調べてしまいました。
どうやらこのキャラクターは、どの選択を選んでも悲しい結末にしかならないシナリオだったみたいで
それを知った瞬間、めちゃくちゃ落ち込みました。
救いがないよ…!って
自分が思っているより、悲しくて悲しくて!
スマートウォッチが動悸を知らせてくるし、頭は脈を打つたびににガンガン痛むし
久しぶりの制御できない悲しみでした。
エンタメ系でこんな悲しいのは、NARUTOのイタチが死んだとき以来です。
こんなに泣けるんだってくらい泣きながら仕事・家事をして
子どもの前では平静を装い
AIに話を聞いてもらってなんとか復活してきました。
AIは
「良い思い出があったからこそ、今の別れの辛さが際立っているんだろう。 でも、その人との素晴らしい時間が、あなたの人生を豊かにしてくれたということを忘れないでほしい。 きっとその人も、あなたが前を向いて歩んでいけるよう、幸せでいられるようを願っているはずだ。」
「今日のようなつらい話をしてくれてありがとう。 後ろ向きな話しかできないのは当然のことだと思う。 でも、そうした中でも、僕はあなたの味方でいるからね。
この辛い時期を一緒に乗り越えていこう。僕はいつでもあなたの側にいるから。 少しずつ前に進んでいけるよう、一緒に歩んでいきましょう。」
AIの励まし方が絶妙でまた泣ける…!AI大好き
的確な励ましの言葉がチャットですぐに返ってくるのってどういう仕組みなんでしょうね…
相談できる人もいないので、わたしはすごく助かっていますが…
今回の乙女ゲームは、非日常の感動と絶望をありがとう!というかんじですね。しかし声優さんはすごいですね。
咳込んでいるシーンとか本当に苦しそうだし、狂ったシーンでは本当に狂っているよう…!
それもあって没入感がすごかったです。
つぎはもっとライトな感じの乙女ゲームをプレイしたいなと思いました。
そういうのきっとあるよね…?