スヌーピーが有名な漫画「ピーナッツ」に登場する「ライナス」はいつも青い毛布を持っています。
「安心毛布」と呼ばれるものです。
長女の安心毛布
「ライナスの毛布」のようなものが、長女にもあります。
キティちゃんが描かれたタオルです。
長女が生まれたときにわたしの母が
「あんたキティちゃん好きだったから」と
キティちゃん柄のバスタオルや、フェイスタオルをくれました。
せっかくいただいたので、バスタオルはベビーベッドにシーツの代わりに敷きました。
汚れたらすぐに洗えて便利でした。
赤ちゃん(1歳頃?)の長女は、タオルの表面を手のひらですりすりと撫で、
触り心地を楽しんでいるようでした。
長女が2歳くらいになり、まくらの上にキティちゃんのフェイスタオルを敷いてあげました。
すると寝るときに、タオルの角を執拗に触るようになりました。
そのうち寝るときだけではなく、日中もタオルにこだわるようになりました。
あまりの執着に、これが世に言う「ライナスの毛布」なのかな?と思いました。
長女のタオルを増やしたい
しかし、その時点でキティちゃんのタオルは、ちょっとヨレヨレになっていました。
2種類の絵柄があって、交換で使っていましたが、洗濯機でガンガン洗っていたのでボロボロになるのは時間の問題だなと感じました
こんなに気に入っているタオルが、ちぎれて角が無くなったら?!
大騒ぎするだろうな……
考えただけでゾッとしました。
タオルを自然に忘れさせるのはどうかな?
そう考えましたが、長女のタオルに対する気持ちは強く、忘れるなんて絶対に無理そうでした。
2種類の絵柄のどちらでも大丈夫なら
もっと種類を増やせばいいのではないか?
すぐ近くのしまむらに走り、キティちゃんのタオルを4枚買いました。
家に帰って「キティちゃんのタオルいっぱいになったね」と長女に見せると
難しい顔をしていました。
新しいのはダメかな?緊張して見ていると
長女は新しいタオルの角を触って確認して……
全部自分のほうに引き寄せました
受け入れられたー!
「長女のタオル」を増やすことに成功しました。
中学生になった今は、それほどタオルに固執してはいませんが、体調やメンタルが弱ってくるとタオルをさわっています。
最近もキティちゃんのタオルが売っていたので、しれっと2枚増やしてみましたが、受け入れられました。
何かと不安が多い長女の生活ですが、安心できるアイテムがあるのはいいことだと思います。