最近、休みに時間があるときは、子どもたちと映画を見るようにしています。
わが家の子どもたちは、大きな音が苦手なので映画館には行けず、おうちでの映画鑑賞です。
長女はASDで「人の気持ちがわからない」と悩んでいることが多いので
映画を見ながら、人の気持ちを読む練習をしています。
登場人物に悲しい顔や、がっかりした表情がみられたときは、
「今、主人公はどうして悲しい顔をしてると思う?」と
考えながら見ています。
花とアリス殺人事件
「花とアリス殺人事件」は中学生の女の子が主人公のアニメ映画です。
長女と歳の近い少女ならではの、悩みや友情を描いているので、長女も興味を持って観ていました。
「主人公の女の子は、いまこんな風に感じているから、こんな行動を取っているんだよ」
など長女に確認して映画を観ました。
メアリと魔女の花
メアリと魔女の花は映像がきれいで、子どもたちが楽しそうに観ていました。
魔法という題材は子どもたちの興味を引いたようで、次女も観てくれました。
特に長女はとても気に入ったようで、小説版のメアリと魔女の花も読みました。
バックトゥザフューチャー
わたし「もし長女ちゃんがタイムスリップして、若いころのパパやわたしに会ったら、どうする?」
長女「”どう”って何?」
長女は「どうなの?」や「どうする?」といった質問がピンとこないのに
わたしはいまだに、そういう質問をしてしまうことがあります。
「もし長女ちゃんがタイムスリップして、若いころのパパやわたしに会ったら、どうする?」
→「もし長女ちゃんがタイムスリップして、若いころのパパやわたしに出会ってしまったら、どんな行動や会話をしますか?」という意味だよ。と教えます。
長女は想像することや、感想を言葉にすることが苦手なので、こういった質問も苦手ですが
そういう時は二択で質問したりして、長女が答えられるようにします。
学校の怪談
「学校の怪談」は怪談がベースのお話ですが、友情あり、感動ありで、わたしは子どものころから好きな映画です。
子どもたちと映画を観ていて、思ったことがあります。
「学校の怪談」は子ども向け映画なので、人が殺されたりはしないのですが
子どもたちは「あ!この人死んだでしょ!死亡フラグが立ってる」
「この人、殺されそう!」
などと言うのです。
何ていうか…「死」が軽いというか…
違和感がありました。
次女
次女は感受性が強すぎるせいか、メアリと魔女の花以外は
「ハラハラして映画が見られない!」とほかの部屋に逃げていました。
小さいころも「となりのトトロ」後半部分の、メイちゃんが迷子のシーンが怖くて見られなかったので
感受性が強すぎるのも大変なんだなと感じました。
次女も観られるような「ほのぼの系の映画」を探してあげたいと思いました。
でも映画ってだいたい起承転結があるような…
ほのぼの系映画あるのかな