漢字50問テスト
小学校では定期的に「漢字50問テスト」があります。
先生が指定した出題範囲から、漢字が50問出題されます。
1問2点で、96点以上が合格。不合格者は再テストがあります。
漢字テスト対策
次女はワーキングメモリが低いです。
掛け算九九や、四角形の面積の求め方など、習ったことを忘れてしまいがちです。
漢字を覚えるのも、次女はきっと苦労するだろうと考えていました。
漢字50問テストの対策として、出題範囲の漢字を毎日1回ずつ書くことを提案しました。
忘れないように反復練習したほうがいいと、WISC検査の結果の際に教えていただいたからです。
でも毎日漢字を書くのって大変ですよね。
「そんなことやりたくない!」って次女なら言うかな?と思っていました。
見守っていると、朝食の前にササっと毎日漢字を書いていました。
「今日はやる気が出ない」と言いながら雑に書く日もありましたが、一日も欠けることなく続けていました。
毎日続けられるってすごいよ!と次女を誉めました。
算数と国語
今まで数回、漢字50問テストがありましたが、再テストになってしまったのは1度だけです。
毎日書いたとはいえ、暗記が苦手なはずの次女が、出題範囲の漢字をほとんど覚えているのには感心しました。
掛け算九九は、いまだに覚えていないこともあるのにどうしてだろう?
次女を観察すると、算数は苦手意識があり、はじめから覚える気がない様子が見られました。
国語の場合は、ちょっと得意な科目なせいか、やる気が見られました。
次女は本が好きで読解力があり、漢字も覚えるときにも「ゲームの〇〇は、この漢字だよね」など応用している様子も見られました。
好きなことは覚えられる
ワーキングメモリが低くても、好きなことや得意なことは覚えやすいのかもしれないなと思いました。
算数も、次女の好きなゲームやまんがに絡めて学習できたら、頭に残りやすいのかも!
そう思いましたが、具体的な方法が思いつかない
スプリンギンや、スクラッチで算数のゲームを作るとか?!
プログラミング…勉強してみようかな…
長女の場合
ちなみに長女のときは「毎日1回ずつ、出題範囲の漢字を書いて練習したら?」と提案したところ、
泣かれました
「1回見ただけで覚えられる漢字を、どうして書かなくちゃいけないの?」
そう言われました。
1回見ただけで覚えられる? そんなことある?
当時のわたしは、長女が言っている意味が理解できませんでした。
泣いてそう訴えるので「じゃあ書かないで、見て覚えたらいいじゃない」と言いました。
長女は漢字練習をせず、でも漢字50問テストはいつも合格でした。
見たものを、そのまま覚えられるみたいです。
しかし漢字の字体をそのまま覚えているみたいなので、応用がきかず
「体」という漢字を「体育館」で出題されたときには書けるのに、
「タイソウ」(体操)と別の熟語で出題されると書けない、というパターンが多いです。