ワーキングメモリ低めの次女の話です。

 

次女は幼稚園のときにワーキングメモリの低さを指摘されました。

 

ワーキングメモリが低くて、現在困っていることは以下のことです。

 

・複数の指示を覚えていられない。

・人の話を最後まで聞かずに自分の話をしたり、次の行動に移ってしまったりする。

・算数の筆算の計算方法を忘れてしまう。

・漢字の書き順を忘れてしまう。

・暗記系の勉強が苦手。

 

わが家は長女がものすごく暗記が得意なタイプです。

 

ASDの特性なのか、見たものを瞬時に覚えてしまうこともあります。

 

国語の音読も、教科書を見ずに暗唱していました。

 

(そのかわり「イヤなことも絶対に忘れられない」という難点もある)

 

そんな暗記が得意な長女を初めに育てたので、

 

暗記が苦手ということにピンとこないまま、次女が小学生になりました。

 

小学生で一番最初に暗記力を使うのは「かけ算の九九」なのではないか

 

と考え、一年生の頃から九九を毎朝音読してもらうことにしました。

 

2年生になり、ついに九九を暗記する時期がきました。

 

「先生の前で九九を暗唱できたらクリアできる」というスタンプカードがありました。

 

一年生から九九を唱えてきた次女はというと…

 

なんとかクリアすることができました。ちょっと苦労しました。

 

まわりのお友だちが次々クリアしてしまうのを横目に、よくがんばったと思います。

 

油断するとところどころ忘れてしまうので、四年生になった現在も毎朝九九を唱えています。

 

次にわたしが目を付けたのは社会の地図記号、都道府県の位置です。

 

この二つは二年生から勉強を始めました。

 

絵を描くのが好きな次女は地図記号を描いて覚え、完全に暗記することができました。

 

都道府県は「都道府県パズル」のアプリを毎朝取り組んで覚えました。

 

四年生になり、都道府県のテストがありましたが鳥取県と島根県の位置を間違えただけで

 

その他は位置もバッチリで、都道府県名も漢字で書けていました。

 

ワーキングメモリは低めですが、コツコツがんばれるところが次女のいいところだと思います。

 

これからもしっかりサポートしていきたいと思います。