中学校生活に向けて準備をしました。
変化を嫌う長女にとって、
中学に進学するという大きな変化はどのくらいの衝撃があるのか未知数です。
少しでもショックをやわらげるように思いついたことは何でも練習してみました。
自転車通学の練習をしました。
自宅から中学校までは2.3㎞の距離があり、自転車通学になります。
毎週日曜日に、長女と自転車通学の練習をしていました。
「中学生の荷物は多いし重い」とカウンセラーの先生がおっしゃっていたので、
荷物を背負ったり、自転車のカゴや荷台に載せたり、いろんなパターンで練習しました。
中学校のスクールカウンセラーの先生と面談をしました。
小学校の担任の先生を経由して、中学校のスクールカウンセラーの先生と面談をしました。
初回の面談は、わたし(母)とスクールカウンセラーの先生で行いました。
初めてお会いする先生でしたので「簡単な娘の紹介文とWISC-Ⅳ検査結果用紙」
を持参し、特に困っている下記のことを相談しました。
- 新しい人や状況、予想外の事態への臨機応変な対応が苦手である傾向があります。
- 予想外の事態に直面すると、パニック・過呼吸・めまい等の症状を起こすことがあります。
- 「だいたいこれくらいで」「ちょうどいいくらいに」といった曖昧な表現が苦手です。
- 耳から入る情報に弱く、口頭での指示を聞き漏らしてしまうことがあります。
- 相手の気持ちや意図を想像したり、その場の「空気」や「しきたり」などの「暗黙のうちに成立している社会的ルール」を理解するのが苦手です。
- 自分から人に話しかけることや、自分の気持ちを伝えることが苦手で、友人ができにくいことが悩みです。
上記の困りごとについて現在、家庭で対策していることなども話しました。
そのほかに一度、校舎の見学をしたいとお願いしました。
この日は長女本人が不在ということもあり、状況把握の話し合いでした。
カウンセラーの先生からいただいた言葉で印象に残っているのは
長女さん本人にとって、中学・高校が人生の中で一番大変でつらい時期になると思います。
というお言葉です。「人生で一番大変でつらい時期」と聞いて正直とても不安になりました。
辛さ、大変さを少しでも軽減できるようサポートをしていきたいと思います。
2回目の面談
この日は、放課後の時間に面談していただきました。
前回話した困りごとに対してのアドバイスを先生からいただきました。
- パニック、体調不良を起こした際→すぐ保健室へ行かせてもらうようにしました。
- 口頭での指示を聞き漏らす →いつでもメモ用紙を持ち、メモを取らせてもらうようにしました。
- 自分から人に話しかけることや、自分の気持ちを伝えることが苦手で、友人ができにくい →あいさつをしっかりする。声をかけられたらリアクションを必ずとることをアドバイスされました。
養護教諭の先生に、校内を案内していただきました。
教室、体育館、特別教室、トイレ、図書館などあらゆる場所を見学させていただきました。
長女は終始緊張していて、顔がこわばっていました。
吹奏楽部の練習している教室のそばを通ったときに、楽器の音の大きさに驚いて「耳がつらい」と話していたので、吹奏楽の部活に入部するのは難しいと感じました。
そもそも学校生活に慣れるのが精いっぱいで、部活に参加するのは難しいかもしれないと思いました。
部活は強制参加ではないので助かりました。
面談の帰り道は荒れました。初めての経験にイライラしていました。
制服を着て生活してみる
制服が届いてから数回、家の中で制服を着て生活してみました。
長女はあまりスカートを履かないタイプでしたので、スカートでの生活に慣れて良かったです。
中学校専用の運動靴を履いて歩いてみたり、体操着の早着替えも練習しました。
中学校生活に関する本も読みました。
「中学校ってどんなとこ?」という本です。
かわいいイラストや漫画で、今どきの中学校生活が紹介されていて
長女にもわかりやすかったです。
中学校生活が不安だなと思うお子さんにおすすめです。