AGI ウール織じゅうたん専門 webショップのブログ記事
「CARPETS TIPS」:カーペットに関するヒント
カーペットのコト・Webショップ製品のことなどをご紹介しています。
1.ピースラグカーペット
(1)ピースラグ・カーペットとは
カーペットの敷き方は「置き敷き」と「敷き詰め」に大別されます。置き敷きには、中敷き、ピース敷きなどに分類され、敷き詰めでは折り込み工法と接着工法、グリッパー工法が代表的です。
置き敷きは、単にカーペットを床上に敷くだけであり簡便な方法ですが、敷き詰め工法の接着工法では多種にわたる接着剤とカーペットとの適性、下地の種類と点検など注意点が多いなど、業界関連のテキストに表現されています。
♦カーペットの敷き方の分類
ラグの敷き方
- 置き敷き
- 中敷き(センター敷き)
- ピース敷き
- 重ね敷き
- ランナー敷き
敷き詰め施工
- 折り込み工法
- グリッパー工法
- 接着工法 ― 全面接着、部分接着
- タイルカーペット張り工法
この中で置き敷きは次の通りに分類されます。
① 中敷き(センター敷き)
下地が寄せ木や大理石など高級な場合、ボーダー柄などを見せるように、壁際から数十cm程度あけて敷く方法。
階段や廊下敷の場合は、ランナー敷きといい、国会議事堂の廊下などの例であります。
② ピース敷き
木質系床材などの上で、応接セットの下、ベッドサイドなど部分的に敷く方法。
カーペットの形も、角形、円形、変形などさまざまであり、一般的にはRug(ラグ)と呼んでいます。
③ 重ね敷き
敷き詰められたカーペットの上に、部分的にラグを置き敷きする方法。
下地のカーペットのパイル形状によってはラグが歩行などで動いたり、しわが生じたりするため、専用のズレ防止シートなどを使用し動かないようにすることが必要です。
このデメリット表示は、業界がカタログ、ラベルなどに明示し、消費者に訴求すべき事項だと思います。
ラグの敷き方
ピースラグ・カーペットとは
ピース敷きされることから業界用語として定着したものと想定され、
3~12畳程度の大きさはピース
2~3畳大のものはラグ
1畳以下はマットなどの名称が使いわけられています。
AGIでは、ピースカーペット「エリアラグ」敷きと呼んでいます。
ピースカーペット(エリアラグ)の使用例
AGI 別注ハンドタフトラグ
ウール100%
10mmカットパイル
PW5037番 ガーターブルー
(2) ピースサイズ
畳の大きさから3畳、6畳などの表示がなされていますが、古来から各地により畳の寸法が異なり、大別して次の6種類(単位cm)があります。
現在最も流通しているサイズは江戸間であります。
すべてのサイズを常駐在庫するのは難しく、多くのメーカーは、オーダーカット製作で受注によって広幅のロールカーペットの在庫で対応している場合が見受けられます。
お読みいただきましてありがとうございました。
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