夜にはぬくぬく靴下を履きます。


本当にグッと寒くなったね。


ピンクとグレーのボーダーの靴下は、

今でも履いています。


捨てられないわけじゃないんだよ。


ただ、

この季節になると履きたくなるんだ。


色違いで買った靴下は、

片方がどこかにいってしまったこと

知ってるよ。


ァタシは今でもこの靴下が大切で大切で・・・


もう少し寒くなったら、

大きなトレーナーを出そう。


大きすぎるあの服を。



早く冬になれ・・・





Lee-K.

肌さむい。


最近少しおかしい自分がいる。


やっぱりこの季節はダメになる。

と同時に、変化はする。


あ~、

晴れないなぁ。


何も難しいことは考えていないし、

何も大きな事は望んでないと思うんだけどなぁ・・・


そう簡単には晴れてくれなくて、

どこかおかしいんだ。


う~、

弱ってる。


横顔や細くて長い綺麗な指、

クセのある声や後ろ姿。


ァタシはそういうところに恋をする。


最近ないなぁ、

そういう瞬間。


触れたいと思うこと、

声が聞きたいと思うこと、

ないなぁ・・・


どうしてだろ。


放って置くと、

もっとズキズキしちゃいそうで怖い。


思い返さないように心に閉まったはずなのに、

まだ思い出してしまう後ろ姿。


きっとまだ会わない方がいいんだって実感する。


アイツとアイツには会えたけど、

あの人には会ってはいけない。


本気だったもんね。

本当だったもんね。


だから会えない。


成長ってなんだよ。


もう一生会えないのかしら。


会ったら何を想うだろ。


誰といるのかなぁ。


心は動くのかなぁ。


触れたいと感じるのかなぁ。





そんなことばかり考える。



だからまだ会えない。


だからまだ会ってはいけない。


アドレスを何年か振りに変えた時、

教えるべきかすごく悩んだ。


けどね、結局送ったんだよね。


理由は2つ。


もう大丈夫だと思ったから。

思わせたかったから。


もう一つは、

少しの期待。

淡い期待。



きっと何か気付かれたかな。

何も感じなかったかな。



あ~、

また考え過ぎちゃってるよ。


同じサイクルにはもう入らないって、

絶対に抜け出したいって決めたのに、

全くやんなっちゃうよぉ。



どうして出会ったんだろ。


叶わないなら、

出会わなきゃ良かったのに。


例えばアイツとアイツには、

出会った理由が分かる気がするんだ。


結局は、

自分のためになったから。


色々と勉強になったよ。


きっともう、同じサイクルには入らないし、

同じ様な経験もしないと思う。


でも、

あの人に出会った理由が見つからない。


確かにね、

たくさんのモノをもらったよ。

色々な本当を教えてもらったよ。


でも、

決定的な何かはまだ分からないでいるよ。


はぁ~、

サイクルに入り込まないようにしなくちゃ。



進むべき道は、

前しかないんだからさ。






Lee-K.

長そでの裾で、

指先までくるみ込んだ時、

夏が完璧に通り過ぎて行ったのを感じた。


今日は寒い。


もう、つま先なんか泣いてるよ。


ひえひえです。


秋はね、仕方ない。

出会った季節だから。

別れた季節だから。


仕方ないのは分かってるんだけどね、

やっぱりこの季節は心が動く。


しっかりと忘れたのは確かなんだよ。

でも、

無意識に思い出してしまうのは許してあげよう。


どれだけ支えられた事か。

どれだけ救われたことか。


思い出は計りしれない。


またあんなに人を想うことができるかな?


それだけが今でも不安だよ。


踏み出しているのは確かだよ。


けどね、

この季節こそァタシを試す。


風のニオイや、

肌寒さがァタシを試してる。


寒いよ。

寒いよ。


温めてよ。




Lee-K.